新たなガストーチの登場！安心安全な法令対応製品を発表

液石法改正に対応した新ガストーチの発売

2025年2月6日に施行される「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」の改正により、ガストーチの安全基準が強化されることが決まりました。この法令改正を受けて、岩谷産業株式会社が新たに導入するガストーチ2機種が、今春以降に登場します。これらの製品には、正式な技術基準に基づく「PSLPGマーク」が表示されることになります。

新製品の紹介

今回発売される2機種のガストーチは、以下の通りです：

- カセットガスアウトドアトーチバーナーⅡ：2025年3月27日発売
- カセットガスクッキングトーチバーナー“炙りの達人Ⅱ”：2025年5月下旬発売

これらのガストーチは、屋外でのバーベキューや料理の炙り調理など、さまざまなシーンで活躍します。

法令改正の背景

近年、インターネットで流通する粗悪なガストーチが原因で火災事故が多発しているため、液石法においてガストーチを「特定液化石油ガス器具等」として位置づけ、その販売に厳格な基準を設ける必要性が高まりました。この法令改正により、登録検査機関（JIA）の検査を通過した製品だけが「PSLPGマーク」を表示し、販売が許可されることとなります。それによって、安全性と信頼性を大幅に向上させる狙いがあります。

ガストーチの特徴

岩谷産業の新しいガストーチにはいくつかの安全設計が施されています。特に注目すべき点を以下に挙げます：
1. 安全設計：手のひらで握って簡単に点火・消火ができるデザインで、初めての使用者でも安心して操作可能です。さらに、誤操作を防ぐロックつまみが搭載されており、使用しないときは安全が確保されます。
2. 炎調節機能：調理や作業内容に応じて、炎の形状を細かく調整できるため、必要な火力を容易に実現できます。
3. 残火防止構造：特に“炙りの達人Ⅱ”は、消火後も残火が出ない設計で、使い勝手が向上しています。

各製品の設計は、従来機種から引き継がれた優れた特徴を持っており、例えば「点火レバー」を握っている間のみ火が点く仕組みや、効率的に燃料を活用するための燃焼構造などが兼ね備わっています。