新刊『シン・コミュニティ論』のご紹介
2024年9月25日、天外塾事務局による新著『シン・コミュニティ論』が発売される。著者は、工学博士で元ソニー上席常務の天外伺朗氏。本書は、約2年半にわたる研究を基に、現代の若者たちが形成するコミュニティの深層心理や、これからの暮らし方を考察した力作である。
本書のメインテーマは、世界中で生まれては消えていくコミュニティの輪廻とその背後にある心理的要因だ。1970年代のカウンターカルチャーの流行がもたらしたコミュニティ・ムーブメントを振り返りながら、現代日本における新たなムーブメントを探る。若い世代が一般社会と融合しつつも独自性を保ちながら構築する新たな文化とは何か。その探求の中で、天外氏は「人間の深層心理」と「人のつながり」が未来のライフスタイルに与える影響について考察している。
書籍の概要
本書は非常に幅広いテーマに触れている。目次には「心の闇の力学」や「社らは社会的病理」と「意識の進化」などがある。これらの章を通じて、著者はコミュニティの形成と消失、人々の意識の変化について深く掘り下げていく。また、過去のカウンターカルチャーの知恵を引き継ぎながら、現代における新しいコミュニティの在り方を問う姿勢が際立っている。
特に注目すべきは、若者たちが多様な価値観を受け入れ、自己のアイデンティティや人間関係を築く過程での「コミュニティ」に対するアプローチだ。著者自身の経験や観察を踏まえながら、心理学と社会学を交えた議論は、多くの人々に希望を与える内容となっている。
2024年刊行記念イベント
また、新刊の刊行を記念して、2024年9月15日から16日の間に八ヶ岳で「コミュニティ・サミット」が開催される。このイベントは、著者を招いての講演や参加者とのディスカッションを含む充実した内容となっており、リアル参加とオンライン参加が選べる柔軟さが魅力だ。
入場料はリアル参加の場合、1日券が5,500円、2日セット券が10,000円と設定されている。さらに、宿泊施設と互換性があり、懇親会も企画されているため、参加者同士の交流も期待できる。オンライン参加の場合も手ごろな価格で参加可能で、イベントの後にはアーカイブ配信も予定されている。
これらの情報は、天外塾の公式ホームページやイベントページで確認可能である。
天外伺朗について
天外伺朗氏は、デジタルカルチャーや人間の意識の進化に関心を持ち、さまざまな分野で実績を残してきた。これまでに多くの著書を出版し、瞑想や教育改革、医療改革に関するセミナーを行っている。氏の取り組みは、若者たちが新しいライフスタイルを模索する中で、意義深いメッセージを届けるものである。
本書『シン・コミュニティ論』は、未来のコミュニティの在り方を考え、社会にポジティブな変化をもたらすための1冊として、多くの人々に影響を与えることでしょう。ぜひ、書籍を手に取って、新たな視点を得る機会を逃さないでほしい。
まとめ
新刊『シン・コミュニティ論』は、コミュニティにおける人間心理や社会の動向を探る貴重なガイドとなるような内容で、未来を担う若者たちにとっても多くの示唆を含んでいる。刊行記念イベントを通じて、著者と若者たちの熱い議論に参加し、新たなコミュニティの形を共に考えてみてはいかがだろうか。