オフィス喫煙所向けサイネージメディア『BREAK』が成長を続ける
株式会社ニューステクノロジーと株式会社コソドが共同で運営するオフィス喫煙所向けサイネージメディア『THE SMOKING ROOM VISION BREAK』(以下、BREAK)が、設置数の急増と月間リーチ数の大幅アップを達成しました。このメディアは、2025年3月において479面にサイネージを設置し、前年同月比で設置数が約1.4倍、リーチ数はなんと500万人に達しました。
喫煙所利用の需要が高まる背景
東京都では受動喫煙を防ぐために、路上喫煙が禁止されています。この影響で、オフィスエリア内に喫煙所の需要が集中し、その結果、BREAKの設置数やリーチ数も増加しました。また、大阪エリアでも、2025年1月27日から全域で路上喫煙が禁止されることが決まっており、これが更に喫煙所の利用を促進しています。
売上も急成長し、広告主の参画が増加
2023年から2024年の比較によると、BREAKの売上は約2.7倍の成長を記録しました。この背景には、喫煙者の特有の行動分析に基づく広告出稿が増えたことがあります。特に、健康意識の高い喫煙者層に向けた健康商材や関連商品のプロモーションが注目されています。実施した調査によると、喫煙者は健康食品やサプリメントに対して積極的であり、非喫煙者の約1.7倍の試用意向を持っています。
さらに、最近の調査では、喫煙者が「1年以内に寝具を購入した割合」が非喫煙者の約1.7倍であることが判明しました。このように、喫煙者と健康に関連する商品の相性が高いことが明らかになっています。
体験型プロモーションの急増
売上拡大の一因は、喫煙所での体験型プロモーションの急増にあります。消臭・除菌スプレーやゲームなど、喫煙者に親和性の高い商品やサービスの体験が可能になることで、実際の購買意欲を刺激しています。これにより、体験型プロモーションの実施件数は前年比約6倍に成長しました。喫煙所という特別な空間を活用したマーケティング手法が、新しい顧客体験を提供し、購買につながるケースが増加しています。
今後の展望と『BREAK』の役割
『BREAK』は、広告主の課題解決を目指しつつ、ターゲットに適したコンテンツ制作と配信を行い、空間における価値を高める活動を続けます。また、さまざまな業種からの広告主の参加を広く募集し、さらなる成長を目指します。情報収集や具体的な問い合わせは、公式ウェブサイトにて受け付けています。
株式会社ニューステクノロジーが提供するこのメディアは、今後も注目されています。喫煙所空間を有効活用し、広告主にとっても、利用者にとっても有意義な場所となることを期待しています。