畳文化を世界へ発信する挑戦
久保木畳店が、2026年1月23日から25日にフランス・パリの日本文化会館で、畳をテーマにした講演会とワークショップを実施することが決定しました。一見、畳文化は衰退しつつあるようにも感じられますが、久保木畳店はその未来を諦めず、世界へ畳の魅力を発信する道を選びました。
畳文化の現状と課題
日本において畳は、1300年以上の歴史を持つ文化そのものです。しかし、近年その存在感は薄れてきています。農家の減少や職人不足が現場では多く見受けられ、「もう畳文化は終わりを迎えるのか」との悲観的な声が上がることもしばしばです。その中で久保木畳店は、畳の力を信じて未来への挑戦を続ける姿勢を貫いています。
理由は畳への愛
なぜ、久保木畳店は畳の未来を諦めないのでしょうか。その理由はシンプルです。「畳は私たちの家業であり、家族の伝統だから」。畳には、リラックス効果や心の安らぎを提供する力があると信じています。流行や装飾品ではなく、生活を豊かにする床、それが畳の本質です。
過去には、畳が売れない時期もあり、海外での挑戦では何度も失敗を経験しましたが、畳の未来に私の人生をかけているのです。この講演では、そんな挑戦や思いを隠さずに語ります。
講演のテーマと内容
この講演では、畳の歴史や文化についてだけでなく、世界へ持っていく理由を深掘りし、失敗の中から学んだ覚悟を語ります。また、この挑戦を通じて、畳の未来を見つめ直すチャンスを提供します。
五感を通じた体験
ワークショップでは、実際に畳やい草に触れることができる貴重な体験を提供します。理屈ではなく、身体で感じることで文化の真髄を理解してほしいのです。文化が体験を通じて根付くと信じています。
イベントの詳細
- - 会場: パリ日本文化会館
- - 日時: 2026年1月23日~25日
- - 内容: 畳に関する講演、体験型ワークショップ
- - 対象: 一般来場者、文化・建築・デザイン関係者、日本文化に興味のある方
このイベントの詳細や参加方法は公式情報をご確認ください。
最後に
「畳を守りたい」という思いでは足りないのです。「畳を必要とされる文化にしたい」という野望を持っています。
このパリでの講演とワークショップが、誰かの心に火を灯し、畳文化が次のステージへ進むきっかけとなることを祈りつつ、精一杯の準備を進めています。
この取り組みは、皆さんとの新たな出会いを通じて、さらなる広がりを見せることでしょう。