アサヒユウアスと長島観光開発が共同開発
今年の春、新しいリユースカップ『森のタンブラーNagashima Resort』が登場しました。これは、アサヒユウアス株式会社と長島観光開発株式会社の共同プロジェクトの成果です。ナガシマリゾートの人気施設、なばなの里長島ビール園で製造されるクラフトビールから得られるビールかすを30%使用したこのタンブラーは、廃棄物をリユースする新しい試みとなっています。
ビールかすの活用
ビールかすとは、ビールを作る工程で麦汁をろ過した際に残る固形物です。これまでは廃棄されていたこの副産物を、環境保護の観点から再利用することが目指されました。長島観光開発の相談に応じたアサヒユウアスは、ビールかすを用いたリユースカップを5,000個製造。これにより、地域特産品の活用とともに、持続可能な社会の実現に寄与します。
タンブラーの特徴
この『森のタンブラー』は、ビールの泡立ちを良くする原料由来の細かな凹凸が特徴です。これにより、ビールを一層美味しく楽しむことができると評判です。タンブラーには、なばなの里長島ビール園のイラストが描かれ、ビジュアル的な魅力も備えています。この商品は、長島観光開発の創立60周年を記念して提供されるもので、4月18日から数量限定で販売開始されます。価格は1,200円(税込)です。
使い捨てからの転換
『森のタンブラー』は、使い捨てという消費行動を見直し、持続可能な飲料容器の普及を促進することを目的としています。アサヒユウアスは、すでに地域の特性に応じたオリジナルの『森のタンブラー』を開発しており、今回の試みにはさらなる期待が寄せられています。このように、地元の素材を活用し、実用性と環境意識を兼ね備えた商品を創出することは、今後の持続可能な社会への一歩となるでしょう。
アサヒグループの使命
アサヒグループは、5つの重要課題—「環境」「コミュニティ」「責任ある飲酒」「健康」「人権」を選定し、これらに基づく取り組みを進めています。ステークホルダーとの共創を通じて、魅力的な商品やサービスの開発に継続的に努めており、「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」を掲げているのです。
おわりに
新たに開発された『森のタンブラーNagashima Resort』は、ビール好きだけでなく、環境問題に関心がある人々にも響く商品です。このリユースカップの登場により、多くの人々が使い捨てからの転換を考えるきっかけとなることが期待されます。アサヒユウアスと長島観光開発の取り組みを通じて、私たちの環境意識を高め、持続可能な社会に向けた一歩を踏み出しましょう。
詳細については、
アサヒユウアスの公式サイトや
ナガシマリゾートの情報をご覧ください。