庄野真代がイスタンブールでの特別なパフォーマンスを披露
2024年2月13日(日本時間14日)、シンガーソングライターの庄野真代がトルコ・イスタンブールで自身の代表曲『飛んでイスタンブール』を熱唱しました。このパフォーマンスは、庄野が1978年にリリースした楽曲の記念すべきものであり、彼女の47年間にわたる音楽キャリアの象徴でもあります。
『飛んでイスタンブール』はエキゾチックなメロディと歌詞が、日本人に旅への憧れをかきたてた楽曲であり、発売当初は80万枚を超える大ヒットを記録しました。庄野は今回でイスタンブールを訪れるのが9回目であり、最後に訪れたのは2013年でした。彼女がイスタンブールでこの曲を歌うのは、1980年代に現地のミュージシャンとコラボした時や、2008年のチャリティーコンサート以来、実に3度目のことです。
今回のパフォーマンスは、ANA(全日本空輸)の新しい東京(羽田)-イスタンブール便の就航を祝うレセプションで行われました。このイベントには、日トルコ関係者、航空業界の関係者、旅行業界の代表者など220人が参加し、庄野の歌声に耳を傾けました。
彼女はパフォーマンス後、「47年間歌い続けてきて、本当に良かった」と感慨深げに語りました。また、「羽田からの直行便でイスタンブールが近くなりました。これからも文化の架け橋として、異国への夢や憧れを大切にしながら歌い続けたい」と意気込みを示しました。
さらに、ANAのイスタンブール線のプロモーション動画では、コントグループ東京03の角田晃弘が『飛んでイスタンブール』を歌唱する姿が話題となっています。これにより、楽曲は再び多くの人々の注目を集めています。
妙な中継地での出会い
庄野真代は1976年にフォーク音楽祭をきっかけにデビューし、1978年には『飛んでイスタンブール』の大ヒットで広く知られるようになりました。彼女は作詞・作曲から舞台演劇まで、多岐にわたる活動を展開しており、ニューミュージックの代表的存在として、日本の音楽シーンに名を刻んでいます。
公式な歌手活動の他にも、庄野は文化交流活動などにも力を入れており、彼女の音楽が持つ力を改めて認識させるパフォーマンスとなりました。日本とトルコの文化の架け橋となる機会に立ち会えたことは、彼女自身にとっても特別な意味を持つ出来事であったに違いありません。