起業家を支援する静岡市の新プログラム「しずスタ ZERO to ONE」

静岡市が提供する無料の起業支援プログラム

静岡県静岡市にあるコ・クリエーションスペースでは、起業を目指す人々のための新しいプログラム「しずスタ ZERO to ONE」が始まりました。このプログラムは、スタートアップを志す挑戦者を対象にした完全無料の支援プログラムで、今後3ヶ月間で実践的なスキルを習得し、自らのビジネスを立ち上げることをサポートします。

プログラムの概要

「しずスタ ZERO to ONE」は、静岡ベンチャースタートアップ協会（SVSA）が運営するもので、起業に必要なノウハウを体系的に学べる内容となっています。具体的には、以下のようなテーマを扱う12週（約3ヶ月）のカリキュラムが用意されています：

- 第1週：キックオフ＆オリエンテーション
- 第2週：アイディエーション
- 第3週：市場調査
- 第4週：ユーザーインタビュー
- 第5週：課題選定
- 第6週：ソリューション検証
- 第7週：ビジネスモデル設計
- 第8週：資本政策・ファイナンス
- 第9週：チームビルディング
- 第10週：Go to Market戦略
- 第11週：ピッチ研修
- 第12週：DEMODAY（成果発表会）と修了証の授与

プログラムを通じて参加者は、実際にビジネスを立ち上げるための具体的なスキルと知識を身につけることができます。また、オンラインでの支援も受けられるため、地理的な制約も少ないです。SlackやZoomを駆使したコミュニケーションにより、リモートでの参加が可能ですので、静岡県外の方も歓迎です。

参加者募集について

このプログラムに参加するには、いくつかの条件があります。対象者は、起業を目指す個人または最大3名のチームであり、地域密着型ビジネスや新規事業が行われる予定である必要があります。最大で10チームを募集予定で、2025年6月22日まで参加申し込みを受け付けています。

参加方法

参加希望の方は、静岡市コ・クリエーションスペースの公式ウェブサイトを通じて詳細を確認し、申込みを行ってください。

コ・クリエーションスペースの役割

静岡市コ・クリエーションスペースは、起業や新規事業の創出を目指す人々にとってのハブのような役割を果たしております。ここではコワーキングスペースが提供されており、セミナーやワークショップへの参加、アイデアの相談など多岐にわたる活動が可能です。常駐のコミュニティマネージャーが利用者をサポートし、アイデアの実現に向けた活動が行われています。

オンラインコミュニティ「しずスタ」

さらに、SVSAはSNS上に「Shizuoka Startups Community（しずスタ）」というオンラインコミュニティも開設しています。このコミュニティでは、静岡県内の起業家同士が情報共有やネットワーク形成を行い、地域全体のスタートアップエコシステムの構築を目指しています。

このように、静岡市では起業を志す人や、地域企業への支援が求められています。「しずスタ ZERO to ONE」は、その一助となる素晴らしい機会です。興味がある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。