会計事務所の優れた支援活動を評価する「TOP100事務所2024」発表
2024年10月2日および9日、株式会社エフアンドエムが主催する「経営革新等支援機関推進協議会フォーラム」にて、優れた中小企業支援を行った会計事務所を表彰する「TOP100事務所2024」が発表されました。この表彰制度は、全国1700の会員事務所の中から選ばれるもので、特に中小企業の経営向上に貢献した事務所が対象とされています。
「TOP100事務所」の意義
この賞は、経営革新等支援機関推進協議会に参画する会員事務所の中で、財務支援や補助金、融資などの実績を上げた事務所を称えるものです。毎年推進協議会が主催するフォーラムにおいて、受賞事務所が表彰され、業界全体の活性化を目的としています。特に、会計事務所の取り組みを「未来の会計業界のロールモデルを作る」ことをテーマに掲げ、社会的な影響を与えることを目指しています。
2024年度の受賞事務所一覧
2020年から始まった表彰制度では、今回も多くの事務所が受賞しました。特に注目されたのは、5回連続受賞を果たした17事務所です。また、初めて受賞を果たした事務所は27あります。
以下は、受賞した一部の事務所一覧です:
- - 青森県: 税理士法人NAVIS(2)
- - 茨城県: 税理士法人あるた(初)
- - 東京都: キークレア財務会計コンサルティング株式会社(4)・塙公認会計士事務所(3)
- - 大阪府: 株式会社A-Next Innovation(4)・ウィズアップ税理士法人(4)
推進協議会AWARDとは
推進協議会AWARDは、付加価値支援に優れた会計事務所を表彰する制度です。企業や金融機関から選ばれる事務所を公表することで、さらなる業界の発展を促進します。また、今年から新たに「ホワイト事務所賞」や「ニューウェーブ賞」なども設けられ、様々な取り組みに対して評価がなされます。
フォーラムの開催
フォーラムは毎年、会計事務所向けの大規模なイベントとして開催されます。今年のテーマは「10周年祭~繋がり~」で、業界トップの事務所による講演が行われ、500名以上の参加者が集まりました。フォーラムでは、会計業界におけるAIの影響や取り組みについても議論され、今後の業界の方向性が探られました。
中小企業支援に向けた今後の展望
今後、経営革新等支援機関推進協議会はさらに多くの会計事務所が参加し、日本の中小企業全体の活性化に繋がる取り組みを続けていく方針です。会計業界の魅力を高め、成長を促進するための支援が期待されます。
会計事務所の皆様の今後のご活躍に注目していきたいと思います。