農業の未来を拓く新サービス「ノウノウ」の登場
農業業界に革新をもたらす新たなサービスが、2025年1月29日から利用可能になります。株式会社きゅうりトマトなすび(CTE)が開発した農業特化型生成AIサービス「ノウノウ」の一部が、農林中央金庫が運営する農業経営プラットフォーム「アグリウェブ」経由で提供されます。この取り組みにより、多くの農業従事者が手軽にAIサポートを受けられる環境が整います。
アグリウェブとの連携の背景
アグリウェブは、農業経営に特化したプレミアムサービスを通じ、約28,000名の会員にリアルタイムの情報とサポートを提供しています。CTEは、このプラットフォームの理念である“ビジネス共創型マルチサイドプラットフォーム”に共鳴し、農業の価値を拡げるための一歩として「ノウノウ」をアグリウェブに統合することを決定しました。これにより、より多くの農業従事者が最新の技術を活用できるようになります。
「ノウノウ」の特徴
「ノウノウ」は、日本の農業現場を念頭に置いた対話型AIサービスです。生成AI(LLM)技術を駆使し、24時間365日いつでも農業に関する相談ができるため、助けが必要な時にすぐに利用できます。また、独自のアルゴリズムによって、地域や作物に応じた的確なアドバイスを提供することが可能です。「日本の農業現場の相棒」を目指すこのサービスは、これまでJA(農業協同組合)の営農指導員や法人の営農部門向けにβ版を提供しており、多くの現場で活用されています。
申し込み方法と提供開始日
「ノウノウ」を利用したい方は、まずアグリウェブにて会員登録を行い、公式サイトから申し込む必要があります。具体的な手順は、アグリウェブの公式サイト(https://www.agriweb.jp/)を参照してください。このサービスは2025年1月29日から正式に提供が開始されます。農業生産性の向上に寄与し、栽培計画の効率化を図るための強力なツールになることでしょう。
会社概要
株式会社きゅうりトマトなすび(CTE)は、東京大学発のAIスタートアップとして、農林水産業に特化したAIソリューションを展開しています。設立は2023年7月で、AIを活用した農業関連のソフトウェア開発やDXコンサルティングなど、幅広くサービスを提供しています。今回の「ノウノウ」もその一環として、農業の現場をより良くするための取り組みとして位置付けられています。
公式ウェブサイト(https://www.cte-agri.com/)からもサービス内容や最新情報をチェックすることができます。
農業の未来をより良いものにするため、CTEが提供する「ノウノウ」をぜひご活用ください。