伝統と現代が調和する名古屋での体験イベント

統合型体験イベント『わたしをほどく鳴海絞りと東洋医学』

2025年7月13日（日）、名古屋市緑区鳴海町で、特別な体験イベントが開催されます。テーマは「心とからだの調和」で、参加者は「鳴海絞り」「東洋医学の未病」「心のバランスを整えるヒント」に基づき行動します。このイベントを通じて、自分自身を深く理解し、心身の調和を図っていくことが目指されています。

イベントの特色

参加者は、東洋医学における「陰陽虚実スコア」に基づいた体質チェックを受けた後、自分に合った「お茶」が提供されます。そして、伝統工芸「鳴海絞り」の雪花絞り体験ワークショップを通じて、手を動かしながら自分を知るための時間を持つことができます。心や体のバランスを崩しやすい人にも配慮し、専門家による無料相談も行われるため、安心して参加できます。

イベントは、100年以上の歴史を誇る鳴海絞りに触れながら、五感を使って自分自身に向き合う貴重な体験が提供されるでしょう。

食による未病ケア

さらに、参加者には「五行」の考え方を基に開発された無添加・国産の「五色のまる餃子」がお土産として提供されます。この餃子は、素材にこだわって作られたもので、参加後の日常生活においても、東洋医学の活用を続けるきっかけとなるでしょう。

イベント詳細

- タイトル: 『わたしをほどく鳴海絞りと東洋医学』
- 開催日: 2025年7月13日（日）10時～13時
- 場所: 鳴海絞り (有)こんせい (名古屋市緑区鳴海町字下中21)
- 参加費: 4,500円（税込）
- 対象: 心や体の調子を崩しやすい方、東洋医学や伝統文化に興味のある方など
- 定員: 20名（先着順・要予約）

主催者の想い

このイベントは、牧鍼灸院の牧裕美さんや近藤泰仁さん、近藤弥栄子さんらの協力で実現しました。牧さんは「未病・養生の大切さを広めたい」との思いから、このイベントを企画しました。彼女たちは、伝統工芸や東洋医学の知識を生かし、参加者が心身のバランスを整える手助けをしています。

名古屋市の鳴海地区で、130年以上にわたり受け継がれてきた鳴海絞りの手仕事。この技術は、ただのデザインや文化を超えて、参加者の「自分を整える時間」に密接に関わっています。現代の忙しい生活の中でこそ、こうした伝統が心の安らぎをもたらすのです。