徳島ヴォルティスが魅せる新たなファン体験
徳島県をホームタウンとするプロサッカークラブ、
徳島ヴォルティスは、ファンの体験を一層豊かにするために、最新のAI技術を取り入れた実証実験を行いました。今回は、そのプロジェクトの全貌と初期成果について詳しくお伝えします。
LiveX AIとは?
LiveX AIは、リアルな場所での対面接客を進化させ、特別なファン体験を創出するための次世代AIアバターソリューションです。この技術により、従来のコンシェルジュ機能だけでなく、AIアバターとの自然な対話を通じて、ファンが楽しめる体験を提供しています。特筆すべきは、AIアバターがその場でセルフィーを撮影し、魅力的なイラスト風に加工してリアルタイムでファンに届ける点です。この新しい試みは、SNSでの共有も促進し、スタジアムの特別な瞬間をより多くの人々に広めることが可能となります。
実証実験の概要と成果
この実証実験は、2026年5月2日に鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行われ、「徳島ヴォルティス対愛媛FC」の試合に合わせて実施されました。運営時間は11:00から14:00までで、9,001名のファンが来場。AIアバターとの対話型セルフィー撮影を行い、その結果として297名の参加者が192枚の写真を撮影しました。
その結果、SNSでの拡散力は約10,000件のソーシャルインプレッションを記録し、スタジアムでの特別体験はデジタル上でも大きな波紋を広げました。また、プレス対応によって10件以上のメディア露出も実現し、注目を集めました。
安全性とプライバシーの確保
実証実験では、抽選プロセスの透明性を確保するために、Jリーグ共通基盤(JリーグID)によるデジタル抽選を実施。応募から当選通知までの流れをスムーズに行いました。また、屋外環境での通信トラブルを想定し、冗長化された撮影用デバイスの即時投入体制を整えました。
プライバシー保護も徹底されており、撮影開始前にLIVEX AI社のプライバシーポリシーを提示し、同意を得てから撮影に入る形式が採用されました。データも適切に管理され、拍攝前に情報提供されました。
今後の展望
今回の実証実験を通じて、AIアバターによる体験がファンにとっての「特別な思い出」や「SNSでの発信意欲」を高めることが確認されました。今後は、得られたデータを基にユーザーインターフェースとユーザーエクスペリエンスの改善を図るとともに、LiveX AIの機能拡張を検討していきます。
徳島ヴォルティスは、今後もスポーツエンターテインメントの領域で革新を続け、ファンとの絆を深めていくことを目指します。さらに、他のスポーツイベントや商業施設、観光地への導入も視野に入れ、幅広い分野での活用を進める考えです。これからの展開にぜひご期待ください。