みどり脱炭素展開
2025-05-30 10:57:06
温暖化対策を目指し「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」設立総会開催
温暖化対策を目指す「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」設立
農林水産省は、温室効果ガス(GHG)排出削減技術の海外展開を促進するため、重要な取り組みを発表しました。2023年6月4日(水曜日)に、東京都内で「みどり脱炭素海外展開コンソーシアム」の設立総会が開催されることが決定されました。本コンソーシアムの設立は、我が国が持つ食料安全保障に資する技術を国際的に普及させ、持続可能な未来を確実にするための一歩となります。
設立の背景
本年5月、農林水産省が策定した「農林水産分野GHG排出削減技術海外展開パッケージ」は、各企業や団体における技術の活用を促進し、特に国連の気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)を前に、国際的な連携を深める意図があります。このパッケージは「MIDORI∞INFINITY」という通称で知られ、脱炭素プロジェクトの形成を目指しています。
コンソーシアムは、既存の日ASEANみどり脱炭素コンソーシアムを改組し、アジアだけでなく全世界を対象にした取り組みを強化します。
設立総会の詳細
設立総会は6月4日の午後2時から、農林水産省7階講堂にて行われ、約3時間10分のプログラムが予定されています。開会挨拶には小泉農林水産大臣が出席し、重要な内容がいくつか説明されます。技術の海外展開を後押しする政策や、二国間クレジット制度(JCM)についての具体的な施策を紹介します。
プログラム内容
1. 開会挨拶
小泉大臣の挨拶から始まります。
2. 事務局からの説明
新コンソーシアムの設立意義や目指す方向性についての詳細が伝えられます。
3. 基調講演
技術の海外展開パッケージに関する専門家からの講演が行われます。
4. GHG排出削減施策の説明
海外展開に関連する負担軽減策や協力枠組みについて、各関係省庁から情報提供があります。
5. 閉会・名刺交換会
ネットワーキングの場も設けられ、参加者同士の交流が期待されます。
参加要領
この設立総会には、GHG排出削減技術に関心を持つ企業や団体、さらには報道関係者も参加可能です。参加を希望する方は、定められた参加申込みフォームから事前に申し込む必要があります。申し込みの際には、必要事項を正確に記入し、期限内に手続きを行うことが求められます。また、会場は先着120名までとなっており、関心のある方は早めの申し込みをお勧めします。
留意事項
参加者には、会場での基本的なマナーや注意点がいくつか設けられています。場内での通話は控え、撮影や録音も許可された人のみに限られています。また、会場内での喫煙や危険物の持ち込みは禁止されています。
報道関係者へ
設立総会は全ての人に公開され、報道関係者によるカメラ撮影も可能です。当日受付で身分証明を行い、名刺を提出することで参加が認められます。これにより、多くのメディアによる報道が期待されるとともに、国民への情報提供が促されます。
このような取り組みは、温暖化対策として非常に重要であり、我が国の技術を国際的に広めることで、持続可能な社会の樹立に寄与します。皆さんもこのコンソーシアムの設立にぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
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農林水産省
- 住所
- 電話番号
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