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シニア世代の女性たちの性愛を描いた『終の快楽』

株式会社世界文化社から、ノンフィクション作家・工藤美代子さんの新作『終の快楽』が10月31日に発売されます。本書は、70代、80代、90代の女性たちがどのように性愛を楽しんでいるか、赤裸々な真実に迫った作品です。これは彼女の人気シリーズ「快楽」の最終章であり、『家庭画報』の連載をまとめたものでもあります。

人生を謳歌するシニア女性たち

現代は人生100年時代と言われていますが、多くのシニア女性たちが恋愛やセックスを楽しむことに対して、以前よりもオープンになってきています。本書では、独身者、離婚経験者、不倫をしている女性たちなど、多彩な生き方をする熟女たちが登場します。工藤さんは、彼女たちの生の声を拾い上げ、驚くべき本音や実態を探求しました。

「その年齢でそんなことを！？」と思わず唸るようなエピソードが満載です。取材に応じた女性たちは、年齢に関係なく愛を求め、人生を楽しんでいる姿が描かれています。

シニア女性たちの感動の声

本書の読者からは、「もう一度、恋愛をしてみたい！」や「私も時間を好きなように使ってみたい」という感想が寄せられています。恋愛を諦めた人々が再び心を動かされる姿がそこにはあります。

一読者が感想を述べるには、「世の中には様々な人がいるのだと驚かされ、毎月興味津々で読んでいます」と言います。自分とは異なる世界を知ることで、新たな気づきが生まれるのです。

本書の＜あとがき＞からのメッセージ

著者・工藤美代子氏は、シリーズを振り返りこう述べています。「70代から90代の女性たちの性をテーマにすることは、『いい年をしてみっともない』という不安が常につきまとっていた。しかし、連載が進むにつれて、手紙やメールで感情を語ってくれる人が増えていった。」

彼女が感じたのは、いま、女性たちが自分らしく、自由に老年を楽しむ時代が既に始まっているという手応えです。これは、女性たちの声を剝き出しにしたエッセイであり、彼女たちの喜びや痛みが等身大で描かれています。

発売情報

『終の快楽』は、46判、256ページ、定価1980円（税込）で、2024年10月31日（木）に発売されます。詳しい情報は、こちらを参照してください。

この本は、恋愛や性愛についての新しい視点を提供し、シニア女性たちに勇気を与える一冊です。年齢を重ねたからこそ感じることができる「恋の炎」を、きっと多くの人々が共感すること間違いなしです。

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