新国立劇場が贈る中高生のための演劇Days 2025
新国立劇場では、再び中高生を対象にした演劇体験プログラムを実施します。「中高生のための“はじめての”演劇Days 2025」が、3月1日(土)と2日(日)に開催されることが決まりました。このイベントは、演劇に触れる機会がない方や、少し興味がある方を対象にした初心者向けの内容となっています。
ここ数年、新国立劇場では演劇芸術監督の小川絵梨子氏の方針のもと、様々な観客層に向けて演劇を提供する活動を展開しています。その一環として行われている「ギャラリープロジェクト」では、演劇の作り手たちとの交流を深めるためのワークショップや講演が毎年行われています。特にこの「中高生のための“はじめての”演劇Days」は、若者向けの教育的なイベントとして人気を集めています。
イベント詳細
開催日程
- - 1日目: 3月1日(土)10:30~17:00
- - 2日目: 3月2日(日)10:00~17:00
開催場所
※対面での開催予定
募集要項
- - 参加人数: 20名(応募多数の場合は抽選)
- - 参加費: 2,000円(事前振込)
- - 応募条件:
- 中学生または高校生(個人参加のみ)
- 2日間全ての講座に参加できること
- 新国立劇場(初台)まで通えること
- 演劇に興味があること(経験は不問)
例年多数の応募があり、演劇に関心を持つ若者たちにとって、非常に貴重な学びの場となっています。参加者は様々なワークショップを通じて、演技の世界に触れ、表現力や創造力を養う機会を得られます。
カリキュラム
1日目(3月1日)
- - 開会の挨拶: 小川絵梨子(演劇芸術監督)
- - ワークショップ:
- 「カラダを知る、ココロが踊る」: 北尾亘
- 「お芝居ができるまで」: 三崎力
- 「舞台衣裳を考えて、創ってみよう!」: 宮本宣子
2日目(3月2日)
- 「歌唱と演技」: 伊藤和美
- 「劇場ツアー」: 櫻井拓朗
- 「お話し」: 井上芳雄
- 「セリフを心で言ってみよう」: 大和田美帆
講師陣
講師には、演劇界の第一線で活躍するプロフェッショナルたちが揃います。彼らは各自の専門性を活かして、参加者に対し、演技や舞台制作の基礎、さらには舞台裏の興味深い側面までを伝授します。
たとえば、振付家であり俳優でもある北尾亘氏は、彼の経験から得た身体表現の楽しさを参加者に伝えます。さらに、小川絵梨子氏の指導のもと、実際の舞台制作のプロセスや衣装デザインに触れることができるのも、このイベントの魅力です。
終わりに
「中高生のための“はじめての”演劇Days 2025」は、演劇に関する理解を深めるだけでなく、新たな友人との出会いや、自己表現の機会を提供する場でもあります。演劇の素晴らしさを直に体験したい若者たちにとって、是非とも参加してほしいイベントです。
興味のある方は、公式ウェブサイトからの応募をお忘れなく!