家庭料理のテイクアウト「マチルダ」が東京メトロと共創で新たな食文化を提案

マチルダと東京メトロの共創

家庭料理を気軽に楽しめる「マチルダ」が、東京メトロとの連携を発表しました。この取り組みでは、東京メトロ沿線の駅を「夜ごはんの受け渡し場所」とし、地域の家庭に新しい食文化を提供することを目指しています。

マチルダとは

マチルダは、2021年5月にサービスを開始した家庭料理のテイクアウトステーションです。オンラインでの注文が可能で、日替わりの献立を家庭のスタイルに合わせて受け取ることができます。特に「夜ごはん」にフォーカスし、毎日の献立作りの負担を軽減することに取り組んでいます。

■ こどもが楽しめる食卓を

代表の丸山氏は、子どもたちが無邪気に過ごせる社会を目指す考えから、マチルダを立ち上げました。現代の子育て環境における「秩序」と「自由」のバランスを見つめ直し、家庭料理を通じて家族の絆を深めることが重要だと言います。毎日の夕食は主菜・副菜・汁物のセットで提供され、栄養バランスにも優れたメニューを選び抜いています。これにより、大人も子どもも共に楽しめる食事体験を実現しています。

共創プログラムによる展開

マチルダは、「Tokyo Metro ACCELERATOR」という共創プログラムに応募し、168件の中から最終選考を通過しました。これにより、現在は勝どきと豊洲にあるテイクアウトステーションを通じて、さらなる地域展開を図っています。特に東京メトロの180駅のネットワークを活用し、都心部におけるステーションの設置を進め、利用者の利便性を向上させる計画です。