クレアトゥラ株式会社、INSEAD Biz賞受賞の快挙
クレアトゥラ株式会社が、サンフランシスコで開催されたINSEAD Americas Conferenceにおいて、2024年度のINSEAD Business Sustainability Awardを受賞しました。この栄誉ある受賞は、環境の持続可能性に寄与する企業を表彰するもので、クレアトゥラの革新的な取り組みが評価されました。
受賞の背景
INSEAD Business Sustainability Awardは、2月6日から9日までの間、環境に優しい技術やサービスを提供する企業に与えられます。クレアトゥラは、脱炭素社会の実現を目指し、国内外でカーボンクレジットの開発や再生可能エネルギー証書の取引、さらには先進的なITやデジタルトランスフォーメーション(DX)の開発を手掛けています。
参加した同社のCTO、ザッカリー・ブラウン氏は、受賞について「この成果は、気候変動対策における衛星データとAIの重要性を示しています」と述べ、CEOの服部倫康氏の代理として賞を受け取りました。
クレアトゥラの取り組み
クレアトゥラの特徴は、特許取得済みの衛星データやAI、IoT技術を駆使して、稲作におけるメタン排出の削減状況を追跡・検証します。稲作はメタン排出の主要因の一部であり、この分野においての排出削減は非常に重要です。このように、環境への影響を最小限に抑えながら、持続可能な農業を実現することを目指しています。
他の受賞者たち
クレアトゥラは、同じく受賞を果たした他の3社と共に名を連ねています。これらの企業も、持続可能な取り組みを進めており、例えば、2024年パリ・オリンピックのサステナビリティ・ディレクターを務めるジョルジーナ・グレノン氏や、産業用エネルギー効率化に取り組むTCラボなどが挙げられます。さらに、ブラジルの再生可能エネルギー企業であるLemon Energiaもこの名誉ある賞を受けました。
クレアトゥラ株式会社の使命
クレアトゥラ株式会社は、常に「かけがえのない自然を次世代へ」という使命のもと、脱炭素社会の実現に向けた努力を続けています。カーボンクレジットや再エネ証書の取引、環境コンサルティングなど、幅広い施策を展開し、生物多様性の回復や持続可能な未来の実現に寄与しています。このような取り組みにより、企業活動が環境と調和したものであることを目指し続けています。
今後もクレアトゥラの取り組みから目が離せません。気候変動への効果的な対策を進める同社の姿勢は、多くの企業にとっても重要な指針となるでしょう。