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2022年9月17日、福井県金津創作の森にて「見えないもので世界はできている」という美術展がオープンしました。この展覧会は、天野エンザイム株式会社が、世界的アーティスト・ポール・コックス氏と共同で開催するもので、酵素の目に見えない世界をさまざまな手法で表現しています。酵素は、私たちの身体や食文化に欠かせない存在でありながら、それ自体を直接見ることはできません。そこで、今回の美術展では、視覚、聴覚、触覚を通じて酵素の魅力や重要性を理解できる仕掛けが施されています。

天野エンザイムは、創業から120年以上を誇る国内有数の酵素メーカーで、酵素の活用が広がる中で、その存在をより多くの人々に知ってもらうことを目指しています。今展では、特に酵素が持つ社会的意義や持続可能性についてもフォーカスし、来場者に酵素の理解を深めてもらうことを目的としています。

展覧会には、ポール・コックス氏が新たに描き下ろした100点以上のカラフルなイラストやアニメーションが用意され、来場者はオリジナルキャラクター「酵素くん」とともに、酵素の働きを肌で感じながら学ぶことができます。

また、4つの異なるコーナーが設置され、さまざまな方法で酵素についての知識を深めることができる工夫が随所に施されています。コーナーの一つでは、酵素と発酵の関係についての基礎知識が紹介され、他のコーナーでは、アニメーションやタブレットを使ってインタラクティブに学ぶことが可能です。

特に、酵素に関連する歌やアニメーションに触れることで、子どもから大人まで楽しみながら酵素の重要性を学べる内容が実現されています。さらに、10月23日には、専門家によるワークショップとトークショーも予定されており、参加者は酵素に関する実験や楽しいトークを通じて、さらに深くその魅力を理解できるチャンスを得られます。

「見えないもので世界はできている」展は、福井県の金津創作の森美術館にて、2022年12月4日までの期間限定で開催され、入場料は「ほくりく 発酵ツーリズム展」の観覧料に含まれています。酵素の世界に触れ、新たな視点から科学の魅力を体感できるこの特別な展覧会への訪問は、ぜひお見逃しなく。酵素のスペシャルサイト「見えないもので世界はできている」では、さらに詳細な情報が提供されていますので、興味のある方はぜひアクセスしてみつつ、展覧会を楽しむ準備を整えてみてはいかがでしょうか。

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