鹿児島で話題の「キッズ大工体験プロジェクト」とカレー体験！

鹿児島を拠点に活動する株式会社七呂建設が実施している「キッズ大工体験プロジェクト」は、建設業界の人手不足の解決策として注目されています。このプロジェクトでは、地域の小学生に大工の仕事や建物を作る楽しさを伝えるために、実際の建築現場での体験を通じて「未来の職人」を育てようとしています。特に、10月14日には宇宿モデルハウスにて『キッズ大工上棟式＆大工体験会』が開催され、子供たちが新しい建物の上棟を祝うかたわら、大工の道具を使っての実践的な体験を行いました。

建築の楽しさを伝える。

このプロジェクトは、過去20年間で建設業に従事する大工の数が半減したという現状を受けて始まりました。七呂建設は、少子化や職人不足という課題を乗り越え、若い世代をターゲットに、家づくりの魅力を知ってもらうことを目指しています。上棟式では、子供たちが餅まきやカレーまきを通じて、地域とつながりを深める機会も提供されています。

特筆すべきは、カレー大學から独自に開発された「黒豚を美味しく食べるカレーの素」がこのイベントで配布されたことです。カレー大學の卒業生によって製造されたこのカレーは、地域の特産物を生かし、地元の人々に愛される味を提供しています。

カレー大學とは？

カレー大學は、日本においてカレーの専門家を育成するための教育機関です。地域の食文化を豊かにすることを目的として、カレーの深い知識を身につける講座を提供しています。具体的には、カレーの歴史や種類、調理方法など、多岐にわたる知識を学べる環境が整っています。このようなプロジェクトが活性化することにより、地域経済の発展にも寄与することが期待されています。

未来を担う子供たちの体験

『キッズ大工上棟式』では、単なる体験だけではなく、子どもたちが大工道具の使用方法を学び、自分たちの手で建物を作る過程を経験します。また、上棟で使用する柱に自分たちの思いを込める「筆入れ式」も行われ、参加した子どもたちは大きな感動を得る場面もありました。

地域とともに盛り上がる

本プロジェクトは、地域コミュニティの活性化にも寄与しています。子どもたちが大工業界に興味を持ち、将来的には職人として活躍することを夢見るきっかけとなるでしょう。また、カレー大學とのコラボレーションにより、食文化へもアプローチを図り、より多くの人々がカレーの魅力を再発見することが期待されています。

まとめると、七呂建設の「キッズ大工体験プロジェクト」は、ただの職業体験にとどまらず、地域の文化や食、未来の職人を育てる重要な一歩となっているのです。これからもこのような取り組みを通じて、地域の活性化を進めていくことを期待したいです。