株式会社10が実現する新たな価値共創コンサルティングの未来

株式会社10が提唱する新たなビジネスモデル

進化するビジネス戦略

株式会社10（本社：東京都中野区、代表取締役：佐藤尊紀）は、この度「価値共創コンサルティング」にリブランディングし、新たなビジョンを掲げました。これまで培ってきたリサーチコンサルティングの経験を元に、企業と共に未来の価値を創造する姿勢を強調しています。これにより、従来の「調査・分析」にとどまることなく、企業が持続的に成長するための支援を行います。

時代のニーズに応える

私たちがこのリブランディングを進めた理由は、最近のマーケティング環境の変化に起因しています。個々の価値観が多様化している現代では、企業が一方的に設計した商品やメッセージだけでは消費者の心をつかむことが難しくなっています。これまでの国内リサーチ業界では、生活者が単なるデータ提供者として扱われることが多かったため、この構造的な悪循環を打破する必要があると感じました。

価値共創の視点

私たちは、このような状況を受けて、リサーチの取り組みそのものを見直しました。企業と生活者が共に考え、意味を見出し、新しい価値を育てていくプロセスこそが今後の時代に求められると確信し、このリブランドに辿り着きました。

ロゴとウェブサイトのリニューアル

今回の取り組みに伴い、新しいコーポレートロゴとウェブサイトも刷新されました。新ロゴは、複数の線が集まり大きな円を形成しており、これは「みんなで一つのことを創り上げる」という思いを象徴しています。特に注目すべきは、未来に向けた余白を表現した「5本目の線」が描かれていない点です。この余白には、株式会社10の理念である「未来の価値や社会を共に創造する」という意味が込められています。

新しいウェブサイトでは、提供する価値を「リサーチ」から「価値共創コンサルティング」へと再定義しています。デザイン面では、要素が「くっついたり離れたり、呼吸をするように形を変えていく」ビジュアルが採用され、さまざまな個が集まって新しい価値を生み出す「共創の世界観」が表現されています。

新たな提供価値

株式会社10が提供する「価値共創コンサルティング」には、リサーチを基にした戦略策定から実行まで支援を行う体制が整えられており、その中心に「共創コミュニティ」が位置付けられています。このコミュニティが実現する3つの変革は、リアルな気づき、兆しやリスクの察知、そして会社の文化の変革です。具体的には、企業は生活者の反応を素早く検証し、新たなアイデアを具体的な成果につなげます。また、生活者の視点から新しい市場の兆しを敏感に察知し、経営の判断を迅速に行えるようになります。さらに、顧客との共鳴を通じて、社内文化の変革を促進します。

共創を支える基盤

「価値共創」を実現するためには、多様な基盤が必要であると考えています。これには、定性リサーチに長けた専門家の存在、独自の共創プラットフォーム、生活者との直接的な接点を持つ事業、そしてインサイトを迅速に可視化するデザイン力があります。これらの基盤を活用することで、我々の共創活動が具体的な価値につながるのです。

代表の言葉

株式会社10の佐藤代表は、「価値共創」という考え方はまだ日本では一般的ではないが、企業と生活者との関係性の中で育まれる価値観が今後ますます重要になると確信しています。今回のリブランディングを通じて、私たちは「好きが、あふれる世界」をビジョンに掲げ、企業と生活者の対話の場を提供し、新たな共創の可能性を広げていきたいと考えています。

これからの時代、企業と生活者が共に新しい価値を生み出していく未来を、皆様と共に創出していくことを楽しみにしています。