苫小牧市の地域課題をITの力で解決する取り組み
北海道の苫小牧市で、地域が抱えるさまざまな課題をデジタル技術の力で解決する「TOMAKOMAI CITY HACK 2022」が開催されます。このイベントは、一般社団法人未完Foundationが展開する「HOKKAIDO CITY HACK PROJECT」の第二弾として実施され、地域問題の解決をITエンジニアを目指す学生と地域のパートナーが協力して行います。
イベントの背景と趣旨
「HOKKAIDO CITY HACK PROJECT」は、都心部と地方の技術格差の解消を目的とし、ITエンジニアを志望する地方の学生たちが実践的なプロダクト制作に必要な経験を得られる場として設けられています。このプロジェクトは、技術を持ちながら活用できない地方の学生と、地域課題を抱える自治体をつなぎ、双方の解決策を生み出すことが目指されています。
特に苫小牧市では、これまでの活動を受け、地域課題の中からデジタル技術と親和性の高いものを選び、実利を見据えたアイデアソンやハッカソンを通じて、具体的な社会実装実験を行う計画です。
様々な協力団体の参加
本イベントは、一般社団法人さっぽろイノベーションラボと、社会貢献活動を通じて参画するアクセンチュア社の支援を受け、苫小牧市の協力も得て実現しました。これにより、より広い視点から地域課題へのアプローチが期待されています。
イベントの構成
イベントは、以下の流れで進行されます。
1.
アイデアソンエントリー:参加者を募集し、チームを構成します。
2.
アイデアソン:課題に対する解決策を考えるアイデアソンを開催します。
3.
中間発表会:アイデアについて発表し、ブラッシュアップの時間を設けます。
4.
ハッカソンエントリー:プロダクト開発に向けたチーム結成の段階です。
5.
プロダクト開発ハッカソン:実際にプロダクトを開発していく工程です。
6.
最終発表会:成果物を発表し、審査員からフィードバックを受けます。
7.
MVP / PoC:優れたプロダクトは、実際に検証を行い、実用化を目指します。
参加対象と方法
このイベントには、中学校、高校、専門学校、大学、大学院に在籍している学生が対象です。ITやデザインのスキルナーは問いません。
参加を希望する方は、公式ウェブサイトでエントリーを行ってください(
こちらからアクセス)。
日程と開催スケジュール
- - エントリー期間:2022年9月15日〜10月1日
- - アイデア創出期間:2022年10月1日〜10月8日
- - 中間発表会:2022年10月23日
- - ハッカソンの参加募集:2022年10月中旬〜下旬
- - 最終発表会:2022年12月10日
- - MVP / PoC 開始:2023年1月〜
このハッカソンを通じて、北海道が抱える地域課題を解決し、新たなイノベーションを生み出すきっかけとなることを期待しています。自らの手で地域の未来を創造したい方、ご参加をお待ちしております!