愛知県で行われたeスポーツ対抗戦
2024年11月2日、名古屋市にあるmozoワンダーシティで「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2024 SAGA」の愛知県代表決定戦が開催されました。この大会は、愛知eスポーツ連合が主催し、地域のeスポーツ振興に貢献することを目的としています。
新たなチャンピオンの誕生
大会では、『グランツーリスモ7』を使用し、6歳から18歳未満のU-18部門と、18歳以上を対象にした一般部門の2つのカテゴリーが用意されています。それぞれの部門で予選を通過した選手たちが激しく競い合い、上位1名が全国大会へ進出することが決まりました。
U-18部門では、若きドライバー・森陽真選手が優勝。その走りは圧巻で、他の選手を引き離しながら終盤を迎えました。足元にしっかりと根を下ろした走りで、全国大会の切符を手にしました。
一般部門では、昨年のリベンジを果たした辻村亮介選手が頂点に立ち、全国大会への進出を決めました。彼のパフォーマンスは見事で、過去の経験を活かした冷静な判断力と高い技術を披露しました。
大会の詳細
大会は、以下のような形式で行われました:
- - 日程:2024年11月2日(土)11:00~16:00
- - 場所:mozo ワンダーシティ、イーストコート
- - 主催団体:一般社団法人 愛知eスポーツ連合
- - 共催企業:株式会社アドライブ
- - 後援:愛知県
また、各部門の決勝レースは、U-18が13周、一般が15周で行われました。参加選手は事前にオンライン予選を通過した選手たちで、グリッド順はそのタイムによって決定されました。
愛知eスポーツ連合の役割
愛知eスポーツ連合は、愛知・名古屋を中心に、eスポーツの普及とその振興を目的に活動しています。2018年の設立以来、地域経済の発展に寄与することを目指し、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の地方支部としても認定されています。
この団体は、大村秀章愛知県知事を名誉顧問に掲げ、地域の政策にサポートを受けながら、eスポーツが地域に与える影響を広めています。2026年にはアジア競技大会が愛知・名古屋で開催予定であり、eスポーツ種目としての採用が期待されています。
終わりに
愛知県での代表決定戦は、地域のeスポーツ熱を改めて感じさせるイベントとなりました。次回の全国大会で、愛知県代表選手たちがどのような戦いを繰り広げるのか、期待が高まります。
一方で、愛知eスポーツ連合は、地域の企業と連携し、eスポーツを通じた新たなビジネスモデルの創出や、地域振興に注力しています。今後もさらなる成長が待たれるこの分野から、目が離せません。