フーバー・クロステクノロジーズ、AI時代のセキュリティを強化する新社長に小松恭兵氏が就任

フーバー・クロステクノロジーズ、AI時代のセキュリティを強化

株式会社フーバー・クロステクノロジーズ（以下、FXT）は2025年10月1日付で小松恭兵氏が代表取締役社長に就任したことを発表しました。FXTは、AI時代のネットワークおよびセキュリティの構築と運用を支援することを目的として設立された企業です。

就任の背景

FXTは2023年12月に設立され、フーバーブレインという親会社のグループ戦略「エンジニア集団の構築」の一環として、企業向けのネットワーク・セキュリティを支える事業を展開してきました。特に、企業向けのSASEプラットフォーム「Cato SASE Cloud」を通じて、ネットワークやセキュリティの課題解決に取り組んでいます。

小松氏の就任は、さらなる提案力の強化を目指してのものであり、彼はセキュリティおよびネットワーク分野での豊富な経験を持っています。これにより、「つながるだけで、最先端のセキュリティをその手に」という企業テーマの下、よりユーザー目線でのソリューション提供を加速させる予定です。

小松恭兵氏のコメント

小松氏は、通信キャリアやITディストリビュータ、クラウドベンダーといった多様な立場で経験を積んできました。特に自社のIT導入を通じて、実践的な知見を培いました。「Cato SASEクラウド」は、シンプルでありながら革新的なセキュリティとネットワークソリューションであると認識している彼は、フーバーブレインの技術力を活かし、複雑化するIT環境において、IT部門が直面する様々な課題を解決できると自信を示しています。

彼は「ITブラックボックス化からの脱却」を目指し、IT活用を促進する企業のパートナーとして価値を提供する意欲を強調しています。

小松氏経歴

小松氏は、株式会社TOKAIに新卒で入社し、通信サービスに携わった後、マクニカでのプロダクトマネージャーを経て、クララオンライン（現・クララ株式会社）でゼロトラストソリューションの立ち上げを担当しました。複数の新規事業を手がけ、2025年には自身の会社を設立する計画です。事業構想修士（MPD）としての専門知識も持っており、今後の経営に期待が寄せられています。