新作小説『恐怖症店』
2025-07-04 06:19:22

ホラー作家・梨が生み出した新作小説『恐怖症店』本日リリース!

ホラー作家・梨の新作『恐怖症店』が登場



令和のホラーシーンを牽引する作家、梨が満を持して饗する新作小説『恐怖症店』が、2025年7月4日に電子オリジナルとして出版されました。この作品は、8月5日に文春文庫から刊行予定のアンソロジー『令和最恐ホラーセレクションクラガリ』に先駆けて、単独で配信される27,000字の読み切り小説となっています。

概要とテーマ



本作は、人間の心に潜む暗い欲望や悪意が、どのように怪異や異常な出来事を引き起こすのかというテーマを深く掘り下げています。梨はこれまで、小説やテレビ番組、展示イベントなど多岐にわたって作品を発表してきましたが、今回の『恐怖症店』では「恐怖」の本質に迫ります。特に、本作に登場する露店の店主が語る「恐怖症」は、読者自身に痛烈な問いかけを投げかけることでしょう。

あらすじ



物語は、ある港町の薄暗い裏通りで始まります。そこで奇妙な黒い洋袴を着た女が、誰にも気にされることなく露店を開いています。彼女の存在は町の人々には無視され、まるで影のように息をひそめているかのようです。この女、実は「恐怖症店」の店主であり、訪れた少女に向けて予期しない「恐怖」を見せることを宣言します。

「あなたにぴったりの恐怖症を、御覧に入れて差し上げますよ」と告げる彼女。人が自分自身の「恐怖症」を認識したとき、何が起きるのか。羽ばたく自由への願望と恐怖の狭間で織りなされるストーリーが展開されます。

展覧会「恐怖心展」との連動



また、2024年から2025年にかけて開催される展覧会「恐怖心展」とも連動しています。この展覧会は、これまで約10万人を動員した「行方不明展」のチームが再結成されて制作します。『恐怖症店』は、同展覧会のエピソード0ともいえる特別な位置づけで、展観されるさまざまな恐怖の世界観を先行して読者に提供します。

「恐怖心展」は2025年7月18日から8月31日まで、東京都渋谷区のBEAMギャラリーで開催予定です。

梨のプロフィール



梨は、インターネットを舞台に活動するホラー作家で、2023年に『かわいそ笑』でその執筆キャリアをスタートさせました。彼女は「その怪文書を読みましたか」「行方不明展」「恐怖心展」といった展示会の企画や、イベント・テレビ番組「祓除」の構成、さらに映像作品の原案・監修へと幅広く参加しています。最近の著書には『ここにひとつの□がある』『お前の死因にとびきりの恐怖を』などがあります。

書誌情報



『恐怖症店』は文藝春秋から発売され、電子オリジナルとしては350円(税込)で提供されます。その他、様々な電子書店で購入可能です。

この作品と、今後の展開が非常に楽しみな梨のホラー世界。彼女の新たな挑戦をぜひ、手に取って確かめてみてください。


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会社情報

会社名
株式会社文藝春秋
住所
東京都千代田区紀尾井町3-23
電話番号
03-3265-1211

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