「顔に傷を持つ少女の物語」
インド出身の映画監督、ヘマント・シンが新作映画「WASABI not a fairy tale」のクラウドファンディングを2022年11月から開始しました。この映画は、顔に傷を持つ少女が引き起こすカオスな世界を描いたヒューマンドラマであり、観る者の心を深く揺さぶる内容となっています。監督は日本から高品質な映画を発信し、アジア映画の国際的認知度を向上させることを目指しています。
クラウドファンディングの目的
プロジェクトでは「最高の映画を完成させ、世界的な映画祭への出品と受賞を目指す」という目標が掲げられています。特に、このクラウドファンディングは映画本体の素材を完成させることに重点が置かれています。2023年3月20日まで実施され、目標金額は400万円。資金の使い道には、ビジュアルエフェクトやカラーグレーディング、編集などが含まれており、95%の撮影が既に完了しているとされています。リターン内容はプロジェクトページで確認できます。
MotionGalleryプロジェクトページ
映画のストーリーとキャスト
本作品は、いじめやヘイト、暴力によって心に傷を抱えた少女が仲間の存在に助けられ、成長を遂げていく感動のヒューマンドラマです。インドの映画大国で培った経験を活かし、NetflixやAmazonなど、国際的な制作に関わってきたヘマント・シン監督の初長編映画でもあります。主演は、マルチな才能を持つ女優小池樹里杏が務め、いじめに直面する主人公役を演じます。彼女は他にも脚本の監修や制作支援の役割も果たしています。
映画にはさまざまなキャストが参加し、たとえばさまぁ〜ずチャンネルで知られる河辺ほのかや、多くの映画に出演している真柴幸平も重要な役で登場します。この作品は、対極にあるヘイトと親切心の影響をテーマにし、それが人や社会に与えるインパクトを観客に問いかけるものです。
監督の思い
ヘマント・シン監督は、映画を通じて「Kindness(優しさ)」の重要性を伝えたいと考えています。いじめといった社会的問題に対して、ほんの少しの優しさがどれほど大きな影響を及ぼすかを示し、観る人に考えさせることが目的です。彼は自身の映画が一人の心にでも優しさをもたらすきっかけとなり、世の中からヘイトを減少させる手助けになればと願っています。
最後に
「WASABI」がどのように実現されるのか、今後の展開から目が離せません。クラウドファンディングへの参加は、映画制作の一翼を担う貴重な機会です。この作品が成功を収め、世界の映画祭で賞を獲得できるよう期待が寄せられています. ぜひ、みなさんも応援して、この映画の一部になりましょう。