メルカリの新たな一歩、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」とネットスターズの協業
株式会社メルカリが運営するスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」において、2025年6月9日から株式会社ネットスターズとの協業が始まることが発表されました。この協業により、ネットスターズが展開するマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を導入している加盟店に向けて「メルカリ ハロ」の利用促進が図られます。
協業の背景とは?
日本では2025年に労働力不足が500万人を超えると予測されており、多くの事業者が人手不足に直面しています。また、働き手側でもスキマバイトの需要が急速に高まり、スポットワーク協会の登録会員数はわずか1年で2倍以上に増加しています。これらの背景から、メルカリは「だれでも、すぐに、かんたんに」をモットーにした「メルカリ ハロ」で、柔軟な働き方を提供し、多くの人に利用されています。
「メルカリ ハロ」とは?
「メルカリ ハロ」は、月間約2,300万人ものユーザーに利用されているスキマバイトサービスであり、面接や履歴書が不要で、最短1時間から働くことが可能です。また、全国の約15万店舗で様々な仕事が用意されており、利用者は自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶことができます。2024年3月にサービスが開始されて以来、登録者数は1,100万人を突破し、その人気はうなぎ登りです。
協業による期待
今回の協業では、ネットスターズの「StarPay」を利用している加盟店に対して、「メルカリ ハロ」の情報を提供し、より多くの事業者がこのサービスを検討できるようになります。具体的には、加盟店が日々利用する決済管理画面を通じて、「メルカリ ハロ」の案内が行われ、ネットスターズ側で営業を強化することが計画されています。この取り組みによって、加盟店の人手不足を解消し、業務効率の改善に貢献できることが期待されています。
両社の展望
両社は今後、プロダクト面でのさらなる協業も進めていく見込みです。株式会社メルカリは今後、外部のパートナーやサービスとの連携を通じて、スキマバイトの導入パートナー及び求人数を拡大し、「働く」を気軽にすることを目指します。これにより、働き手が自分の好きなことややりたいことを実現する手助けをする取り組みが進められることとなります。
ネットスターズの業務と展開
ネットスターズは、2009年に創業以来、ゲートウェイ事業を展開し、特に2015年にはインバウンド観光客向けにQRコード決済サービス「WeChatPay」を日本に初めて導入した企業として知られています。現在も多くの店舗に対して、キャッシュレス決済を導入・管理する「StarPay」を展開しつつ、国内外での多角的なサービス展開に取り組んでいます。ネットスターズは、それによって加盟店の課題を解決するためのあらゆる取り組みを進めています。
まとめ
今回は、株式会社メルカリとネットスターズの協業がもたらす可能性についてお伝えしました。この連携が、スキマバイトを活用することで、事業者と働き手の双方にとって有意義な結果を生むことを期待しています。