スマートフォンゲームの状況とは
近年、スマホゲームは幅広い年齢層に浸透し、多くの人々が休日や隙間時間に手軽に楽しんでいます。LINEヤフー社が運営する「LINEリサーチ」では、全国の10代から60代までの男女にスマホゲームのプレイ頻度や好みのタイトルについてアンケートを実施しました。調査結果が示すのは、スマホゲームに対する熱意の高さや、男女間での好みのゲーム内容の違いです。
調査結果の概要
調査対象は、15歳から69歳までの5267人の男女。結果として、全体の約50%が「ほぼ毎日」スマホゲームをプレイしていることがわかりました。特に10代ではおよそ60%が毎日ゲームをしています。一方、60代になるとその割合はおよそ50%に減少しました。
この調査からは、世代間でのスマホゲームに対する熱量の違いが見て取れます。特に若年層は積極的にゲームを遊んでおり、その傾向は男性に特に顕著です。10代男性の「ほぼ毎日」プレイしている割合は70%にも達しますが、女性では年代にかかわらず一貫して高いとは言えない結果となりました。
男女で異なるゲームの好み
調査の中で、現在ハマっているスマホゲームを尋ねたところ、男性の人気タイトルは「Pokémon GO」がトップに。次いで「LINE:ディズニー ツムツム」「モンスターストライク」が続きます。しかし、女性の人気タイトルは「LINE:ディズニー ツムツム」が一番で、次いで「LINE ポコポコ」が続くなど、パズル系のゲームに特に人気が集中していることがわかります。
また、特に目を引くのは、男女の10代における好みのゲームが異なる点です。10代女子は「原神」や「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」が好まれる一方で、男子は「モンスターストライク」や「プロ野球スピリッツA」を推します。若年層には男女で異なる嗜好が育まれていることがうかがえます。
ゲームの進化とユーザーの変化
ニーズの多様化に伴い、スマホゲーム自体も進化を続けています。例えば、昨今のゲームはさまざまなテーマやスタイルが取り入れられ、従来のアクションやRPGに加えて、パズルゲームや生活シミュレーションなども多くランクインしています。特に「Pokémon Sleep」のような、思わず触れたくなるユニークなゲームも登場しており、プレイヤーは自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができる時代になりました。
LINEリサーチの役割と今後の展望
「LINEリサーチ」は、650万人以上のアクティブな調査パネルに基づいており、マーケティング戦略においても欠かせない存在となっています。今後も定期的に流行調査を実施し、ユーザーの嗜好や行動の変化を記録し続けることで、より良いサービス提供を目指しています。
スマホゲームはますます多様化していく中で、プレイヤーのニーズに応えるゲーム体験が期待されます。そのデータを基に、ゲーム業界全体がどのように発展していくのか、注目が集まっています。
調査結果や詳細は
LINEリサーチの公式サイトで確認することができます。今後のゲームトレンドにぜひ注目してみてください。