冬虫夏草から生まれた記憶力向上食品「快脳冬虫夏草」の届出完了

冬虫夏草から誕生した新たな健康食品

2023年2月、第一工業製薬が販売する「快脳冬虫夏草」が、機能性表示食品としての届出を完了しました。この製品は、冬虫夏草に由来自らの機能性成分「ナトリード」を使用しており、さらに2025年8月には、PRISMA 2020に準拠したシステマティック・レビューの届出も完了。これにより、消費者庁の情報として正式に公開されています。

「快脳冬虫夏草」の特徴とは？

この食品は特に記憶力や認知機能の向上を目指して開発されています。「ナトリード」はもともと、2021年に独自製法で製造されたカイコハナサナギタケ冬虫夏草から発見された新しい有用成分です。この成分は、神経細胞の成長を促進する作用や、老化促進モデルマウスでの記憶力の回復に寄与することが確認されています。

PRISMA 2020とは何か？

PRISMA（プリズマ）声明は、システマティック・レビューやメタアナリシスを正確かつ透明に報告するための国際的なガイドラインです。27項目のチェックリストと文献選択の流れを示すフローチャートに基づいており、研究の再現性を高める役割を果たしています。この基準を満たすことで、多くの医療系ジャーナルにおいても信頼される研究報告が可能になります。

ナトリードの研究成果

ナトリードに関する研究は、過去数年の間に多くの進展を見せています。2022年には、脳サプリメント学会での論文に掲載され、対象を40代以上の健常者および軽度認知障害者にし、その臨床試験の結果が発表されました。特に「快脳冬虫夏草」の経口摂取により、認知機能や記憶力の改善が期待できることが示されています。