美術系学生の就活実態
2025-01-23 18:21:13

2025年卒美術系学生の就活実態調査が示す希望と不安

2025年卒美術系学生の就活実態調査が示す希望と不安



株式会社ユウクリが運営する調査機関「クリエイターワークス研究所」は、2025年卒の美術系学生の天候を探るための就職活動に関する実態調査を発表しました。この調査は、毎年実施されており、今年で9回目を迎えるものです。調査結果は2025年2月21日に完全版としてリリースされる予定で、今回は速報版を通じて、美術系学生たちの就活に対する考え方や実態が少しずつ明らかにされています。

2025年卒の美術系学生が企業を選ぶ際に特に重視する項目は、引き続き「希望する仕事ができる会社」が1位でした。これは24年卒から変わらないものであり、多くの学生が自らの創造力を活かせる仕事を求めていることがわかります。一方で、2位は「高い収入が望める会社」に変わり、これは昨年からの急激な上昇を示しています。具体的には、昨年の15.7%から約48.9%と、33.2ポイントも伸びた結果となっています。これに対し、5位に位置する「経済的安定性が高い会社」については、昨年の26.3%から14.5%に減少。収入重視の傾向が鮮明になっています。

この結果から、美術系学生が仕事の内容に対して強いこだわりを持ちつつも、経済的な条件も非常に重要視していることが浮き彫りになりました。

「行きたくない会社」とは?



調査の一環として、美術系学生たちが避けたいと思う会社を尋ねたところ、第1位に挙がったのは「仕事の内容が面白くない会社」で、47.6%もの学生が該当する場合が多いと答えました。昨年の18.4%から大きく上昇しており、仕事内容への関心が強まっていることが伺えます。また、昨年の50.7%だった「休日・休暇がとれない(少ない)会社」は、32.2%に減少。これも仕事の内容を重視する傾向を反映している結果です。

こうした調査結果から、2025年卒の美術系学生の就職活動は、希望する職業と高収入を求めるものの、仕事内容が伴わない企業は選ばれない傾向が強まっていることが明らかになっています。美術系学生たちは、自らの創造性を活かし、やりがいを感じられる職場を求めていると言えるでしょう。

調査の今後の展開



この調査は、調査速報として2025年卒の美術系学生の就職活動の実態を段階的に紹介していく予定で、次回は2025年2月5日に発表予定です。また、今後は内定取得に向けた勉強や準備の状況、企業説明会への参加状況、応募した企業の数、面接を受けた社数などの詳細な調査結果も公開される見込みです。

調査結果は美術系学生や大学関係者、新卒採用担当者にとって有益な情報となるでしょう。今後の展開にも注目が集まります。

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会社名
株式会社ユウクリ
住所
東京都渋谷区笹塚1-55-7 マルエスファーストビル7F
電話番号
03-6712-7970

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