桑沢デザイン研究所が新設する「エクスペリエンスデザイン専攻」
新しい時代のデザイン教育が始まる
東京・渋谷に位置する専門学校、桑沢デザイン研究所が2027年4月に新たに「エクスペリエンスデザイン専攻」を設置します。この新専攻は、変化するデザインの環境に対応するために設計され、特に夜間部での2年間の学びを通じて多様な背景を持つ学生に協力的な環境を提供します。
現代のデザインには、製品やグラフィックの創造にとどまらず、人の感情や社会的関係を考慮した新しい価値や経験の設計が求められています。この背景を受けて、桑沢デザイン研究所では1954年の創立以来の造形教育を基盤に、XD専攻を開設。単に形を作るのではなく、人や社会に向けたメッセージ性のあるデザインを学べる機会を提供します。
エクスペリエンスデザイン専攻の特徴
エクスペリエンスデザイン専攻では、1年次に造形の基礎を学び、2年次に6つの領域(プロダクト、空間、ファッション、サービス、コミュニケーション、ブランディング)から2つを自由に選択して専門を深めるカリキュラムが組まれています。この横断型の学びは、異なる分野の相互アプローチを促進し、受講生が独自の価値を見出す手助けをします。
さらに、学生は夜間の学びの特性を活かし、仕事との両立や進路転換を目指す人々にも利用できる環境を整えています。これにより、様々なバックグラウンドを持つ学生が共に学び合い、豊かなデザイン力を育むことが期待されます。
学びの流れと専門分野の展開
エクスペリエンスデザイン専攻は、観察・発想・試作を繰り返すプロジェクト型学習を採用。1年次はデザインの基礎を築き、2年次には選択した領域で専門的な知識をふんだんに学びます。学生はデジタルとリアルをつなぐ新しいサービスやプロダクトの体験デザイン、コミュニケーションデザインなど、複数の分野を融合した独創的なプロジェクトに取り組む機会を持ちます。
具体的な組み合わせ例としては、例えば「サービスプロダクト × ライフプロダクト」のように、デジタルと物理的な要素を交えたデザインが考えられます。これによって、デザインは単なる形状にとどまらず、利用者に新たな体験を提供するものへと進化します。
説明会で直接学べる機会
2026年9月12日(土)には、学内でエクスペリエンスデザイン専攻の説明会を予定しています。この日は、カリキュラムの詳細や入学試験の情報が提供されるほか、参加者は個別相談の機会も得られます。興味のある方はぜひ参加して、独自のデザインの世界を探求してください。
まとめ
桑沢デザイン研究所のエクスペリエンスデザイン専攻は、今後のデザイン領域における新たな可能性を切り開く教育の場として注目されます。多様な視点で学び合いながら、未来のデザイナーたちが新しい体験や価値を社会に提供できるような基礎を築いていくことでしょう。新たなデザインの潮流に乗り、未来を共に創造していく仲間たちを待ち望んでいます。