廃棄物から生まれる未来:『ACTA+ ART AWARD 2024』が日本橋で新たな章をスタート
「ACTA+ ART AWARD 2024」は、廃棄物を素材としたアート作品を募集する、社会貢献型の公募展です。2024年7月1日(月)から8月24日(土)の期間、全国のアーティストから作品プランの応募を受け付け、1次審査を通過したファイナリストは、東京・日本橋にて作品の公開制作を行います。
本アワードは、単なるアートコンテストではなく、現代アートを通して地球と人の暮らしの持続可能性について、オープンな対話を目指すムーヴメントです。SDGsの目標達成に向け、廃棄物という問題に正面から向き合い、新たな視点と創造性を求めています。
日本橋という舞台:歴史と未来が交差する場所で
今回のファイナリスト展は、歴史と伝統、そして革新を感じられる街、日本橋で開催されます。かつて江戸時代に文化と経済の中心として栄えた日本橋は、現代においても新たな文化を生み出す場所として注目されています。
本アワードの実行委員会は、日本橋という舞台を選んだ理由について、「若手アーティストと共に未来の環境と人の持続可能性についてフラットに対話することのできる場を設けることで、次世代を担う人々が中心となり新たな文化を生み出すことのできるきっかけをつくろうと試みています」と説明しています。
協賛企業:三井不動産株式会社が持続可能な社会へのビジョンを共有
協賛企業である三井不動産株式会社は、アートを活用した街の賑わい醸成や価値向上を目指しており、持続可能な社会の実現に積極的に取り組んでいます。
同社は、2026年竣工予定の日本最大級の木造賃貸オフィスビルなど、環境負荷の低減に貢献するプロジェクトを推進しており、今回の協賛は、歴史と未来を繋ぐ日本橋という舞台で、ACTA+の理念に共感した結果と言えるでしょう。
参加資格とスケジュール:夢の実現に向けて挑戦を
「ACTA+ ART AWARD 2024」への参加資格は、応募時点で40歳以下であること、日本橋での作品制作が可能なこと、そして最終審査会への参加が可能なことです。
公募スケジュールは以下の通りです。
- - 募集期間: 2024年7月1日(月)〜8月24日(土)
- - 1次審査結果発表: 2024年9月下旬
- - 作品制作期間: 2024年11月15日(金)〜11月25日(月)
- - 最終審査会および授賞式: 2024年11月26日(火)
未来へのメッセージ:廃棄物からアートを、アートから社会を
「ACTA+ ART AWARD 2024」は、廃棄物を素材としたアートを通して、社会問題への意識向上と、若手アーティストの育成を目指しています。
若手アーティストたちの創造性と革新的なアイデアは、社会に新たな視点を与え、持続可能な未来への道筋をつける力となるでしょう。
本アワードが、廃棄物という問題に対する新たな価値観を生み出し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを期待しています。