兵庫県市川町での棚田の素晴らしさを体験する授賞式
みなさん、12月24日(火)の午後2時から4時まで、兵庫県神崎郡市川町で特別なイベントが開催されます。近畿農政局が主催する「第8回ディスカバー農山漁村(むら)の宝」において、コミュニティ・地産地消部門に選ばれた市川町の棚田を祝う授賞式と意見交換会です。このイベントでは、地元の特産品や環境保全活動についても触れる機会が設けられています。
授賞式の詳細
イベントは兵庫県市川町の棚田、さらに天然かさがた温泉せせらぎの湯近くに位置する古民家「しろめて」で行われます。「しろめて」という名前には、田植え後のゆっくりとした時間を過ごしてほしいという地元の思いが込められています。この授賞式では、棚田米を使った土鍋ご飯の提供があり、参加者は美味しい食事を通して地域の魅力を肌で感じることができるでしょう。
イベントのスケジュール
13時30分からは受付が始まります。その後、14時になれば開会の挨拶があり、まずは受賞を祝うための土鍋でご飯を炊くセレモニーが行われます。その後、棚田の魅力を伝える活動紹介の動画が上映され、関係者の紹介が続きます。最終的には棚田に移動して、選定証の授与式を行います。
15時頃には古民家へ戻り、参加者同士の意見交換や感想を述べる場が設けられています。
NPO法人棚田LOVERSの活動
この授賞式を企画したNPO法人棚田LOVERSは、2007年から地域の棚田を守るための活動を行っています。棚田は風景美だけでなく、水を保つ大切な役割を果たし、野生動物の生息地を提供するなど、自然環境にも貢献しています。過疎化や高齢化が進む中で、これらの棚田を育て、次世代に伝えていく使命を肩に、彼らは日々活動しています。
日本の農村が抱える問題への理解を深め、地域の農業や食卓の大切さを再認識するチャンスとして、ぜひともこの授賞式に足を運び、棚田の魅力を感じてほしいと思います。
このイベントに参加したい方は、NPO法人棚田LOVERSに連絡し、参加申し込みを行ってください。お名前と電話番号を登録することで、当日スムーズに入場ができるようになります。詳細については、
こちらのリンクをご覧ください。