2024年11月1日、宮崎県都城市に位置する「道の駅」都城NiQLLに、電気自動車(EV)向け急速充電器、テラチャージが設置される。
この施設は、県下で唯一の防災道の駅としての地位を持ち、災害時に重要な支援拠点の機能を備えています。充電器は50kW出力の急速充電器を2基設置、地域住民や観光客が利用できます。この取り組みは、2030年までにEV充電器を30万口に増加させる政府の方針に沿って、EV普及と充電インフラの整備を促進するものです。
EV充電器は、特に災害発生時に「走る蓄電池」としての役割を果たし、依然として電気の復旧が進まない地域にelectric powerを提供する点でも重要です。道の駅は時代と共に変わり、観光、地方創生、防災の多様な機能を持つ新たな役割が求められています。国土交通省は、「道の駅」の選定を進め、防災拠点としてのインフラ整備を図っています。
まさに、「道の駅」都城NiQLLはその先駆けとして、物産の販売から地域振興、防災情報の提供まで、様々な機能を備えた重要な拠点です。加えて、急速充電器の設置は地域の持続可能性を高めるだけでなく、利用者にとっても便利な電力利用の選択肢を提供します。
充電サービスの詳細
テラチャージが提供する充電サービスは、初期および維持・運用費用が無料であるため、自治体にとっても負担が少なく済むことが大きな魅力です。充電器は日本製で、部品欠品のリスクも低いため安心して利用できる環境が整っています。また、課金決済と管理機能も充実しており、24時間対応のコールセンターも完備されています。
利用料金は1分あたり38.5円(税込)。EVユーザーにとって、手軽に利用できるこの充電サービスは、日常生活における利便性を大幅に向上させることでしょう。地域交流や観光の前後に充電を済ませることで、効率的な移動が可能になります。
テラチャージアプリの活用
「Terra Charge(テラチャージ)」は、スマートフォンから利用できるアプリで簡単に充電スポットを検索、利用登録、決済まで可能です。これにより、ユーザーはニーズに合わせたスムーズな充電体験を享受できます。アプリはiOSおよびAndroidでダウンロード可能で、24時間いつでもサポートが受けられるため、EVユーザーは安心して充電サービスを利用できます。
最後に、テラチャージは「すべての人とEVにエネルギーを。」というミッションのもと、これからも日本全国でEV充電インフラの拡充に貢献していきます。ぜひ、九州を訪れた際には「道の駅」都城NiQLLで充電サービスをご利用ください。地域の特色を感じるとともに、持続可能な未来への一歩を踏み出しましょう。