Visual Bankが生成AI向けのデータ提供支援プログラムを開始
Visual Bank株式会社は、経済産業省およびNEDOが推進するGENIACに採択された企業として、生成AI基盤モデル開発者に向けた新しいデータ提供支援プログラムをスタートしました。このプログラムは、公募事業や実証調査に取り組む企業や研究機関向けに、AI学習用データを収集・整備することを目的としています。
プログラムの内容
本プログラムでは、画像、動画、音声、テキスト、3Dデータなど、さまざまなジャンルのAI学習用データを一括して提供します。データの収集から撮影、権利処理までを包括的にサポートし、企業側の煩雑な運用負荷を大幅に軽減することが可能です。これにより、GENIACのような公募事業におけるデータセットの準備がスムーズになることが期待されています。
Qlean Datasetとは
Visual Bankが提供する『Qlean Dataset』は、商用利用が可能なAI学習用データセットソリューションです。このサービスは、産業技術総合研究所やLINEヤフー、京セラグループなど、数多くの企業や研究機関に対して実績があります。そして、数百社以上のデータパートナーと連携を進めることで、業界や用途に応じた柔軟なデータセットを提供します。
公募事業の課題
公共事業や実証調査を実施する企業が直面する代表的な問題として、権利がクリア済みの独自データの確保が挙げられます。多様なジャンルのデータを探す手間や限られたリソースも、役立つデータを集める際の障壁となります。Qlean Datasetは、これらの課題に特化した解決策を提供することで、AI開発に必要なデータを迅速に手に入れる手助けをします。
提供するソリューション
- - 2.4億点以上の画像や音声、3Dモデルなどを含む豊富なデータセットを保有。
- - データの収集からアノテーション、権利処理までを一貫して行う体制。
- - 商用利用が可能で、安心して使用できるデータを提供。
公募事業や実証のために必要なデータを短期間で準備することで、「分割発注による複雑さ」を解消し、企業が抱える負担を軽減します。提案書設計段階では無料相談も行っています。
想定ユースケース
Qlean Datasetは多様なユースケースに対応可能で、具体的には以下のようなものがあります。
- - 年齢や性別を含む多様な人物の表情を記録するプロジェクト。
- - 音声と表情を統合的に記録するマルチモーダル生成AIの開発。
- - 医療や教育における実務を再現する対話型データの収集。
- - 産業ロボティクス向けの実動作データの3D収録。
今後もVisual Bankは、Qlean Datasetを通じてデータの質と多様性を確保し、AI研究や開発の新たな可能性を広げていくことを目指しています。興味のある方は、ぜひお問い合わせください。詳細は
こちらからご確認いただけます。
お問い合わせ情報
Visual Bank株式会社は、次世代型のデータインフラを構築し、AI開発力を向上させるスタートアップ企業です。代表取締役CEOは永井真之氏で、所在地は東京都千代田区麹町です。詳しい情報は
Visual Bank公式サイトをご覧ください。