MOL Global Management College 2024開催の背景
株式会社商船三井は、2024年度に次世代リーダーを育成するための人財育成プログラム「MOL Global Management College 2024」(MGMC)を7月から12月にかけて開催します。このプログラムは2014年に始まり、今年で10周年を迎えます。MGMCは、グループ人財政策「Human Capital ビジョン」に基づいて、将来の経営戦略を推進するための人財を育成することを目的としています。
プログラムの参加者と内容
今年度は、商船三井グループの各社から、日本を含む10ヵ国から17名の研修生が参加します。研修は東京、ムンバイ、ロンドンの3都市で行われ、リーダーシップ開発や戦略的思考、問題解決能力の向上を目的とした講義が行われます。また、各都市のマネジメント層との対話の機会にも恵まれ、経営計画「BLUE ACTION 2035」に基づいた地域ごとの戦略を深く理解することも狙いです。
プログラムでは、世界各地での研修を通じて、「BLUE ACTION 2035を実現するために何をすべきか」というテーマで経営陣に対するプレゼンテーションも行います。参加者は様々なバックグラウンドを持つ仲間と協力し、自らのリーダーシップについても学びを深めていきます。
社長との対話機会と成果発表
プログラムの一環として、商船三井社長である橋本剛との対話の機会「Charts Talk」が設けられています。また、研修期間の最終発表会では、研修生たちが半年間の成果を披露し、全員での写真撮影も行われました。このような交流を通じて、参加者同士の絆が深まり、リーダーシップ研修が実を結ぶ機会となっています。
商船三井グループの人財政策
商船三井グループは、経営計画「BLUE ACTION 2035」を実現するために、「Human Capital ビジョン」とアクションプラン「HC Action 1.0」を策定し、人財への投資を積極的に行っています。今後とも多様な研修機会を提供し、グローバルに活躍する次世代リーダーの育成に力を入れていく方針です。
まとめ
MOL Global Management College 2024は、商船三井の理念に基づく人財育成の重要なステップです。国際的な視点を持つリーダーたちが集まり、多様なビジネス環境で価値を創造できるような人財の育成が期待されています。次世代のリーダーたちの成長を支えるこのプログラムに、引き続き注目していきたいと思います。