株式会社Emunitasが5,100万円調達し外国籍人材支援の新プラットフォームを展開

株式会社Emunitas、外国籍人材支援のための資金調達を実施

大分県別府市に本社を置く株式会社Emunitasは、最近5,100万円のシード資金を調達したと発表しました。この資金は、日本で働きたい外国籍人材を対象にした就労支援プラットフォーム「Secure Talent」の運営強化に向けられます。

資金調達の概要

Emunitasは、国内企業が外国籍の人材を雇用する際のハードルを下げることを目指しています。他の投資家とともに、彼らの支援を受けながら、企業間の架け橋となることを目指しており、デットファイナンスも含む今回の資金調達には、East VenturesやSkyland Ventures、株式会社ディー・エル・イー、日本政策金融公庫別府支店のほか、個人投資家2名が参加しました。

「Secure Talent」とは？

平台「Secure Talent」は、主に日本国内で働くことを望む外国籍人材と、彼らを求める企業とのマッチングを行うツールです。このプラットフォームでは、外国籍の人材がスポットワークとして短期間の業務を受けることができ、その業務パフォーマンス（成果）を記録することにより、スキルのアセスメントが可能です。

このシステムは、日本企業が外国籍の人材を雇用する際の課題解決を図る一助になります。業務経験を積むことで、将来的に転職を希望する大学新卒の外国籍人材も、スムーズに日本の企業に雇用されることが期待されています。

国内人材市場の現状

現在、日本国内には60万人の外国籍人材が在留しているとされています。この人数は年々増加傾向にあり、2033年には140万人に達する見込みです。また、日本の豊かな自然や安全な社会は、多くの外国人留学生にとって魅力的な選択肢となっています。

多くの日本企業が外国籍の卒業生を積極的に採用することは少なく、彼らにとって「Secure Talent」は、適切な職場とキャリアの道を見出すための重要なサポートとなるでしょう。