アークエルテクノロジーズ株式会社は、2024年7月22日に新しいEVスマート充電管理システム「AAKEL eFleet」のver.2.0.0をリリースすると発表しました。この最新バージョンは、OCPP2.0.1に対応し、EVの充電管理がさらに便利になります。
より進化した充電管理
今回のアップデートによって、AAKEL eFleetは最も利用されているOCPP1.6とも互換性を持つようになり、OCPP2.0.1に対応した充電器との連携も可能となりました。これにより、様々な充電機能が追加され、企業や自治体が必要とする充電の最適化が実現できます。
OCPPとは?
OCPP(Open Charge Point Protocol)は、電気自動車(EV)用の充電器を管理するための国際的な通信プロトコルです。OCPP1.6から進化したOCPP2.0.1では、より多くの機能が可能になり、EVの充電ステーション管理が一層効率化されます。
AAKEL eFleetの機能とは
AAKEL eFleetは、EVの充電を一元管理し、自動化するための強力なソフトウェアサービスです。新しいバージョンでは、遠隔からの充電制御やセキュリティの強化、充電設備のディスプレイにメッセージを表示する機能など、合計64種類の機能が追加されました。これにより、ユーザーの特定のニーズに応じたカスタマイズも可能で、顧客からの要望にも柔軟に応じることができます。
使いやすさが魅力
「AAKEL eFleet」では、PCやスマートフォンを使っていつでもどこでも充電状況をチェックでき、万が一のトラブルにも迅速に対応できます。また、複数のEVの管理が可能で、各EVの充電スケジュールや利用状況を一目で確認することができます。さらに、充電料金や充電量、充電時間などの履歴も把握できるため、運用コストの管理が容易になります。
導入の流れ
AAKEL eFleetを導入したい場合は、まずお問い合わせいただくことが必要です。アークエルテクノロジーズのコンサルタントが、お客様のニーズを詳細にヒアリングし、最適な導入プランを提案します。必要な機能を組み合わせる柔軟なプラン作成が可能で、導入前のセットアップから、導入後のサポートまで幅広く対応しています。
環境への取り組み
アークエルテクノロジーズは、デジタルイノベーションを通じて脱炭素化社会を目指しており、たとえばビーチクリーンや植樹活動、SDGs作文コンテストの開催など、地域社会とのコラボレーションにも積極的です。これにより、気候変動問題への対策と企業の持続可能な成長を両立させることを目指しています。
会社概要
アークエルテクノロジーズは2018年に設立され、福岡と東京にオフィスを構えています。2022年にはAPAC Cleantech 25に選出された実績もあり、カーボンニュートラルに向けた取り組みが評価されています。2023年には国際認証「B Corporation」を取得し、その取り組みは国内外で注目を集めています。