地域を繋ぐ、冬の夜空に咲く希望の光:第2回柏麗花火祭り
千葉県柏市にある麗澤大学の学生有志8名によって企画された「第2回柏麗花火祭り」が、12月19日(木)に同大学キャンパスにて開催されます。約200発の花火が冬の夜空を彩り、地域住民の心を一つにする、感動的なイベントです。
コロナ禍からの復興と地域への貢献
この花火祭りの始まりは、2年前のコロナ禍にまで遡ります。コロナ禍で大きな打撃を受けた地元の煙火店を支援したい、そして、花火を通して地域の子どもたちに笑顔を届けたいという、学生たちの純粋な思いから生まれた企画でした。
昨年開催された第1回は、約700名もの人々を魅了し、地域交流の場として大きな成功を収めました。さらに、持続可能な開発目標(SDGs)を意識した取り組みも行われ、その意義はより一層深まりました。
地域と連携した、新たな試み
今回の第2回は、さらに地域に密着したイベントを目指し、「令和6年度 柏市チャレンジ支援補助金」(市制施行70周年記念事業)にも採択されています。柏市内のクラフトショップと共同で「糸かけワークショップ」を開催するなど、地域との連携を強化しています。
クラウドファンディングサイト「C-VALUE」では、花火大会当日の12月21日(土)まで資金を募集中です。返礼品には、柏ブルワリーのビールセットやハート柏迎賓館オリジナルアイスクリームなど、柏市にゆかりのある魅力的な商品が用意されています。
学生たちの熱い思い
実行委員会リーダーを務める薬師神綺美さんは、「前回、地域の方々に楽しんでいただけたこと、来年も待っているという声をいただいたことが忘れられません。今年も開催することを決めました。地域の心が一つになり、より絆を深めることで、一緒に持続可能な未来への一歩を踏み出せるような花火大会を目指しています」と力強い言葉を語ります。
花火だけじゃない!多彩な企画
当日は、花火以外にも様々な企画が用意されています。キッチンカー4台やテント1台の出店、手持ち花火のワークショップ、そして麗澤大学工学部によるロボットワークショップとクレーンゲームなど、来場者を楽しませる企画が盛りだくさんです。
イベント概要
開催日時: 12月19日(木) 17時~20時(花火打上は19時~) ※雨天時は12月21日(土)に延期
開催場所: 麗澤大学 校舎「さつき」周辺
主催: Octavo(柏麗花火祭り実行委員会)
共催: 柏ブルワリー本店
麗澤大学は、昭和10年創立以来、「知徳一体」の教育理念のもと、国際社会に貢献できる人材育成に努めています。本花火大会は、その理念を体現する、学生たちの熱意と地域への貢献心が詰まった、素晴らしいイベントです。
この冬、柏市で、地域住民と学生が一体となり織りなす感動のひとときを、ぜひ体感してみてください。