マレーシア名門UCSI大学が日本に初進出、英語プログラム開講

マレーシア名門UCSI大学が日本に初進出！

イングリッシュイノベーションズ株式会社が、マレーシアの著名な私立大学「UCSI大学」と提携し、日本国内で基礎教育プログラム「ファンデーション・イン・アーツ」を開設すると発表しました。この取り組みは、UCSI大学にとって初の海外展開であり、また国際的な大学が日本で正式にプログラムを提供する初の事例でもあります。

UCSI大学の特徴

UCSI大学は、QS世界大学ランキング2025において265位にランクイン（TOP1％）し、マレーシア国内の私立大学でも常に上位を保っている名門校です。特に、音楽、アート＆デザイン、ビジネス、ホスピタリティ、石油工学などの分野で高い評価を受け、2019年・2020年には国内の私立大学で1位を獲得しました。約12,000名の学生が在籍し、国内外に4つのキャンパスを持つUCSI大学の進出は、日本の学生にとって貴重な機会となるでしょう。

ファンデーション・イン・アーツプログラムの概要

提供されるファンデーションコースは、海外大学進学に必要なスキルを1年間で習得する準備課程です。アカデミック英語、批判的思考、ビジネス基礎、プレゼンテーションなど、大学進学後に直結する実践的なスキルを学ぶことができます。このプログラムは、日本の学生が英語力を強化し、海外進学を視野に入れた新たな選択肢を提供します。

日本の学生が抱える課題

日本では多くの若者が海外進学を希望する一方で、「経済的負担」と「英語力」という2つの大きな障壁が存在しています。長期の海外渡航に伴う費用や、英語で授業を受けるための語学力が不足しているため、進学を断念する学生も少なくありません。特に、英語力が不十分な状態での進学は、授業の理解に苦しむ原因となり、最終的に中退に至るケースも目立ちます。

本プログラムは、こうした課題を解決する新しい選択肢として、日本において以下のメリットを提供します。

経済的負担の軽減

授業料は日本の私立大学と同様の水準に設定されており、海外留学に伴う生活費や渡航費を大幅に削減できます。また、卒業後はマレーシア本校へ進学するほか、EU圏の大学であるノッティンガム大学に編入したり、UCSI大学本校から提携するオーストラリアのクイーンズランド大学に移行する選択肢もあり、結果として留学費用を約3分の1に抑えることが可能です。

段階的な英語力の向上

入学に必要なのは英検2級またはそれに相当する英語資格程度で、海外大学進学を目指す日本の学生が抱える大きなハードルを軽減します。このプログラムでは、受講しながら海外大学に通うための英語力を段階的に高めていくことができ、無理なくスキルを習得することが可能です。

留学成功のカギ

近年、英語力不足が原因で海外大学での学業が追いつかず、中退する学生の増加が懸念されています。例えば、TOEFL iBTで45点以上が入学要件となる「サンタモニカカレッジ」では卒業率は約28％ですが、TOEFL iBTにおいて80点以上のスコアを必要とする名門「UCバークレー」では約92％の学生が6年以内に卒業を果たしています。これは、英語力と学業の成果には明確な相関関係があることを示しており、英語力を備えた進学こそが成功への道であると言えるでしょう。

このプログラムでは、段階的に英語力を養いながら、海外大学進学への道を開くための準備ができるため、「英語の不安があるけれど海外を目指したい」と考える学生にとって、非常に魅力的な機会となります。

運営団体について

イングリッシュイノベーションズ株式会社は、TOEFLやIELTSなどの英語試験対策に特化した教育機関です。30,000人以上の学生を世界各国の大学やキャリアへと送り出してきた実績があります。自社で教材を開発し、英語教育の専門機関としての信頼を確立しているため、UCSI大学からの日本国内の運営認定を受けた唯一の機関でもあります。

この新たなプログラムは、若者にとって将来を開く扉となることでしょう。ぜひ注目してほしい取り組みです。