マカオの魅力を一新するコラボレーション
マカオ政府観光局は、地域の観光振興を図るため、マスコットキャラクター「マックマック」と日本の人気ダンスグループ「アバンギャルディ」とのコラボレーションを実施しました。この取り組みは、マカオが国際都市としての地位をさらに強化し、観光市場の多様化を促進する「Tourism +(ツーリズム プラス)」の一環です。
ダンスグループの初参加
アバンギャルディは、全17人のメンバーがアニメ『ちびまる子ちゃん』をイメージしたユニークなスタイルでマカオに降り立ち、マックマックやちびまる子ちゃんのキャラクターたちとともに、マカオの名所を訪れました。この映像のテーマは「舞動・跳躍マカオ」で、観光スポットでのダンスパフォーマンスが展開されます。特に、ジャイアント・パンダ館や空中レストラン「Dinner in the Sky Macao」、「マカオタワー」などの有名なスポットでのシーンが魅力的です。
若者を惹きつける映像
アバンギャルディのメンバーたちは、そのトレードマークであるぱっつんボブスタイルとシンクロした振付で、視覚的なインパクトを与えます。そして、彼女たちのパフォーマンスには、アニメ『ちびまる子ちゃん』の名曲がBGMとして使われています。この新たなアプローチにより、特に若い世代の旅行者をターゲットにしたプロモーションが実現しています。
積極的なプロモーション展開
マカオ政府観光局は、このコラボレーションを通じて、マカオの多様な魅力を世界に発信し、新しい観光名所を提案することを目指しています。プロモーションは、SNSやYouTubeなど、さまざまなプラットフォームで展開され、マカオの観光イメージの向上に寄与します。特に海外市場における露出度を高め、若い世代にとって魅力的で訪れやすい観光地にしようとしています。
マカオについて
1999年に中国に返還されてから26年。この特別行政区は面積約30㎢に70万人が居住し、高い人口密度を誇ります。公用語には広東語、北京語、そしてポルトガル語が含まれ、観光客が訪れやすい環境が整っています。特に、成田国際空港や関西国際空港からの直行便が運航されており、2018年に開通した港珠澳大橋を利用すれば香港からも60分以内でアクセス可能です。
未来の観光地としてのマカオ
マカオ政府観光局は、観光業の発展に関わる政策を策定することで、この地域を世界的な観光とレジャーの中心地として位置づけることを目指します。新興市場や潜在的な市場の開拓を進め、旅行者をマカオへ誘致するための多彩な商品やサービスを展開しています。この取り組みが実を結び、マカオが世界中の旅行者にとって魅力的なデスティネーションとなることが期待されています。