GMOサイバーセキュリティ、新たな取組み
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、この度新しいプロダクトビジョンを策定しました。本ビジョンは、「複雑化するセキュリティ運用をシンプルにし、“何から対策すべきか”を可視化する」というものです。この取り組みの第一弾として、ダークウェブにおけるIDやパスワードの流出監視機能の提供を開始します。
近年、リモートワークの普及やクラウドサービスの活用が進む中で、企業が管理すべきIT資産は激増しています。しかし、その一方でサイバーセキュリティ対策製品は、機能が多岐にわたるために運用が難しくなってきています。特に規模が小さい企業では、豊富なセキュリティ知識がなければ、日常業務に反映させることが困難だとの声が多いのが現状です。そこで、GMOサイバーセキュリティは、簡易で誰にでも使えるソリューションを提供することを旨としています。
新機能「ダークウェブID/パスワード流出監視機能」
この新機能では、ユーザーが自社のドメインに関連するIDやパスワードがダークウェブに漏洩しているかどうかを確認できます。もし流出が確認された場合、パスワード変更や二要素認証の設定を優先的に行うことができるようになります。これにより、企業は迅速に自社のIT資産へのリスクに対処できるようになり、セキュリティの強化が期待されます。
プロダクトビジョンの背景
GMOサイバーセキュリティがこのプロダクトビジョンを策定した背景には、企業の多様なIT資産管理の必要性があることが挙げられます。事業がデジタル化する中、サイバー攻撃の脅威も増大しています。そのため、企業はどんなIT資産を保有しているかを把握し、リスクを可視化することが重要です。これを実現するために、このプロダクトビジョンに基づいて新しい機能が開発されました。
GOMサイバー攻撃ネットde診断ASMの成長
「GMOサイバー攻撃ネットde診断 ASM」は、2023年にサービスを開始した以来、アタックサーフェスマネジメント(ASM)ツールとして、300万回以上の診断が行われてきました。その中で蓄積されたデータを基に、企業が最も優先すべきセキュリティ対策を明確にすることが可能になります。
将来の展望
今後もGMOサイバーセキュリティは、セキュリティ運用を簡素化し、企業の安全を守るために様々な新機能の導入を続けていく予定です。多くの顧客が抱える「何を優先すべきか分からない」といった悩みに真摯に向き合い、その課題解決に向けたプロダクト開発を進めていきます。これにより、サイバーセキュリティ対策がより効率的で効果的なものとなることを目指しています。
まとめ
GMOサイバーセキュリティが進める新たなプロダクトビジョンにより、企業は煩雑なセキュリティ対策をシンプルにし、自社のリスクを一目で把握できるようになります。これからのセキュリティ対策は、ますます重要性を増していくことでしょう。本製品や新機能によるセキュリティ強化が、企業の競争力向上に寄与することを期待しています。