科学的「やり抜く力」を身につけるセミナー、大阪で開催

経営に役立つ「やり抜く力」を学ぶ

2025年2月26日、大阪にて株式会社イマジナの代表取締役社長、関野吉記氏が主催する「経営・ブランディングセミナー」が開催されます。このセミナーでは、近年注目されている「やり抜く力（GRIT）」をテーマに、組織内での主体的な学びの重要性と効果的な育成方法について深く学んでいきます。

GRITの重要性とは？

「やり抜く力」は、一時的な頑張りを超えて長期的な目標を達成するための鍵です。東京大学と国立精神・神経医療研究センターによる共同研究では、脳の前頭極の構造がGRITの強さと関連していることが判明しました。この知見は、何を成し遂げるためにどれだけの努力と継続が必要かを考えさせられるものです。そして、この前頭極は意識的な経験やトレーニングによって育てることができるとされています。

では、実際に組織の中でこの力を育むためには何が必要でしょうか？

GRITを育むための組織文化

「主体的な学びの姿勢」がキーワードです。部下が目標を設定して小さな成功体験を重ね、自身の成長を実感できる状況を整えることが重要となります。ただ「頑張れ」と言うだけでは不十分です。部下が自ら学び、挑戦し、そして最後までやり抜く環境を作るためには、管理職の関与が欠かせません。

管理職は、部下の主体性を引き出すための仕組みを整えるという責任があります。イマジナでは、GRITを養成するための研修を提供しており、参加者は最新の脳科学を基に具体的なアプローチを学ぶことができます。今回のセミナーは、その一部を実地体験できる絶好の機会です。参加者は手法を学び、自身や部下にどう活かしていくかを考えるヒントを得られるでしょう。

セミナーの詳細と内容

今回のセミナーは、以下のようなプログラムで構成されています。

1. 日本の人材育成の現状と課題
2. データに基づいた効果的な人材育成戦略
3. ブランディングを活用した組織力強化の方法
4. 自律型人材を育成するための具体的アプローチ
5. 技術継承を促進する組織文化の構築

このプログラムでは、グローバルな視点から人材育成を考える機会が提供されます。特に、過去から現在に至るまでのリーダーシップの本質を再考し、社員一人ひとりの自律を促進するための戦略を掘り下げていきます。これにより、企業全体の生産性の向上を目指します。

講師の紹介

講師は、株式会社イマジナの関野吉記氏です。彼はアメリカでの教育や社会経験を経て、26歳でイマジナを設立。「世界で活躍している会社は社員を活かす教育が上手い」との気付きを持ち帰り、日本企業の成長を支援してきました。この道のりで関野氏は2,850社以上の企業に貢献しており、特に管理職の重要性を強く意識したプログラムに力を入れています。

関野氏は著名な書籍の執筆や翻訳監修も行っており、彼の著作は多くの経営者に影響を与えています。彼の見解から得られる知識は、セミナー参加者にとって非常に貴重な体験となることでしょう。