九州地産化粧品の魅力発信へ！カラツスタイルの新たな挑戦

地域商社カラツスタイルは、九州各地から集めた地産素材を利用した化粧品の取り扱いを強化し、新たな販路の開拓を目指しています。この取り組みは、福岡市にある商業施設「イムズ」に併設された九州地産品小売店「ローカルデベロップメントラボ」での販売から始まります。

地産化粧品の販売チャネル開拓

カラツスタイルは、地産化粧品を専門に扱う地域商社としての地位を確立することを目指しています。彼らは九州各県にある化粧品メーカーと個別に契約を結び、その商品の販路を拡大する活動を行っています。特に、「希少性」「機能性」「独創性」を兼ね備えた地域化粧品をセレクトし、消費者にその魅力を伝える取り組みを進めています。

天神での新たな挑戦

福岡市の中心部である天神地区に位置する「ローカルデベロップメントラボ」では、九州各県の特色を持つ商品の紹介や販売が行われています。この店舗は、地域の魅力を新たに発信する場として機能しており、カラツスタイルの窓口となっています。今後、この店舗ではJCCや化粧品メーカーと連携した定期的なワークショップを開催し、地産化粧品の認知度向上を図っていく予定です。

EC展開と九州コスメプロジェクト

カラツスタイルは、茨城県の株式会社エムアンドディとともに「九州コスメプロジェクト」を立ち上げ、オンラインでの販路拡大にも取り組んでいます。福岡市を拠点に、ヤフーや楽天などさまざまなECモールで化粧品ストア「ブランラパン」を出店し、県別に特設ページを設けて地産化粧品の販売を行っています。過去には167品の取り扱いが報告されており、今後もこれをさらに増やしていく意向です。

地域と連携した業務展開

カラツスタイルは、佐賀県及び北部九州のコスメティック産業の集積を目指し、産学官の連携を深めるために活動しています。2013年に設立されたジャパン・コスメティックセンターのグループ会社として、地産素材を活用した新しいコスメビジネスの展開を進めており、地域経済や雇用の創出に寄与することを重視しています。

このような地域商社の取り組みは、単なる商品の販売に留まらず、地域の魅力を発信し、多くの人に九州の素晴らしい化粧品の存在を知ってもらう貴重な機会となることが期待されます。カラツスタイルの今後の動きに注目です！