シニア業界を変革するスタートアップの受賞成果を報告！

シニア業界を変える響きを持つ「Age-Well Design Award」の開催

2024年10月18日、東京都の二子玉川で行われた「Age-Well Design Award」では、シニア業界で活躍するスタートアップ10社が集まりました。このイベントは、シニア世代がより良い暮らしを送りながら、ポジティブに年齢を重ねていくことをテーマとしており、参加者や審査員たちが熱心にプロジェクトをピッチしました。

Age-Well Design Awardの要旨

「Age-Well Design Award」は、シニア業界の革新を目指す企業や個人を紹介し、推奨するためのものです。審査の結果、初回となる今年は「うきはの宝株式会社」が第1回のAge-Well Design大賞を受賞しました。

受賞企業「うきはの宝株式会社」の活躍

「うきはの宝株式会社」は、2019年に設立され、特に高齢者の生きがいと収入創出を目指した事業を展開しています。大熊充代表は、「ばあちゃんたちに生きがいと収入を創る」をコンセプトに、多世代型の協働モデルを提唱。新聞の発行や商品開発、セミナーなど多岐にわたる事業を展開し、高齢者の活躍を支援しています。また、同社は楽天ウェルビーイング賞とオーディエンス賞も受賞し、さらにAge-Well Design Booth賞も獲得するなど、四冠を達成しました。

受賞者のコメント

大熊氏は、Age-Well Design Awardに参加することでシニア業界の先駆者たちと出会い、共通の志を持つことに刺激を受けたと言います。シニアの生活を輝かせるための新しい価値観を創造するために、多様な人々が集まる意義があると感じたようです。彼は、超高齢化社会の課題感を持って挑む仲間と共に、輝く場を共生できることに感謝の意を示しました。

Age-Well Design Labの役割

「Age-Well Design Lab」は、株式会社AgeWellJapanが運営するネットワークであり、未来の高齢社会について研究し、「ポジティブに歳を重ねる」ための取り組みが行われています。一般的なシンクタンクとは異なり、実際の声から得たデータを基に、ウェルビーイングやシニアマーケティングなどに関する知見を発信しています。

Age-Well Conferenceの開催

「Age-Well Design Award」は、Age-Well Conferenceの特別プログラムとして開催されました。このカンファレンスでは、約400名の関係者が集まり、シニア業界の新しい価値を創造するための講演が行われました。会場外では、シニア支援のための取り組みを発表する11の企業が出展し、多くの議論が交わされました。