学生と企業の出会いを促進する「moccu」とBusiness Insider Japanの新特集プロジェクト

学生と企業を繋ぐ新たな取り組み

moccu株式会社とBusiness Insider Japanが手を組み、Z世代の学生を対象にした特集プロジェクトを始めることが発表されました。このプロジェクトは「CSV経営 x 個人の成長」をテーマに、社会問題に関心を持つ学生と企業を結びつけることを目指しています。特に、社会貢献に力を入れ、若者に成長の機会を提供する企業に焦点を当てており、適切な出会いを生むために様々な取り組みがなされます。

このコラボレーションは、社会課題を解決するための「ソーシャル・イノベーション」のプラットフォームを構築するためです。moccuは、学生と若手社会人が交流し、企業が抱える課題への理解を深めるための場を提供し、これによりCSV（Creating Shared Value）経営の実践が促進されます。

So-Laによる実践型教育プログラム

具体的には、moccuが運営する「So-La」と呼ばれる会員制ラボが中心となり、「VARIATIONS」という実践型教育プログラムを提供します。ここでは、参加企業のリソースを利用した多様な教育プログラムが行われ、学生は企業をより深く知る機会を得ることができます。

また、So-Laではコワーキングスペースやイベントの開催も行われ、メンバー同士の偶発的な出会いやネットワーキングの場が設けられます。学生たちは企業の実際の現場から学び、インターンシップや実地研修を通じて、自身の成長と社会貢献を同時に体験することができます。

企業と学生の距離を縮める

近年、多くの企業は、従来の株主資本主義から、より多くのステークホルダーを重視するマルチステークホルダー資本主義へと姿勢を変えています。その中で、企業は学生との関係を築くことが急務であり、企業と学生のオープンなイノベーションが求められています。

moccuは、その役割を果たすために、学生の視点で企業を選定し、インタビュー記事を通じて、企業の理念や働き方への共感を促進します。これにより、企業と学生の新しい関係が形成されることが期待されています。

moccuとBusiness Insider Japanの理念

moccuの理念は「社会からキレイゴトをなくし、社会問題解決の基盤を創る」であり、社会起業家の輩出を目指しています。具体的には、各業界でCSV経営を実践する企業と、社会の改善に励む学生や若手社会人（チェンジメーカー）を発掘することで、ソーシャル・イノベーションを生み出すことに貢献しています。一方、Business Insider Japanは「Better Capitalism」を掲げ、より良い働き方やビジネスを創造することを目指しています。両者が協力することで、両立した理念に基づくプロジェクトを推進できると考えられています。