愛知のeスポーツ未来
2024-10-02 05:33:18

愛知・名古屋が誇るeスポーツの未来 - アジア大会への期待と取り組み

愛知・名古屋が誇るeスポーツの未来 - アジア大会への期待と取り組み



2024年9月24日、愛知県名古屋市にて開催された「第36回愛知・名古屋eスポーツ研究会」では、今後のeスポーツの動向やアジア大会への期待が論じられました。このイベントは、一般社団法人愛知eスポーツ連合の主催によるもので、特に2026年に愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会に向けての準備を涵養することを目的としています。

開会の挨拶を行ったのは、愛知eスポーツ連合の代表理事、片桐正大さん。彼は、アジア大会の重要性を強調し、残り2年を切った今、地域のeスポーツを活性化する必要があると述べました。また、国際的な交流の重要性として、特に中国や韓国といったeスポーツ先進国からの学びを得ることを来場者に呼びかけました。

続いて登壇したのは、TencentにおけるGlobal Esports Strategy Manager、Zheng Pernille氏です。彼は、2022年の杭州アジア大会におけるeスポーツの取り組みについて語りました。この大会では、公平性を確保するために選手が使用するデバイスの厳重なチェックが行われ、IOCの精神を反映した大会専用のゲームバージョンが開発されたことが紹介されました。

さらに、Zheng氏は、eスポーツホテルや大学生による文化展の事例を挙げ、これらの文化的要素を最大限に活かすことを提言しました。彼の発言は、2026年の大会に向けての期待を一層高めるものでした。

次に登場したのは、東京大学の研究者、Jeong Inhyok氏。彼は、eスポーツが「認知スポーツ」であるとの見解を語り、選手のパフォーマンス向上に向けたトレーニング方法について具体的なアプローチを説明しました。長期的なトレーニングの重要性を強調し、成功は長年の努力によって築かれるものであると語りました。

最後に、愛知eスポーツ連合の理事、岩田滉平氏が登壇し、2025年2月から開幕するJAF公認eモータースポーツリーグ「UNIZONE」や、全国都道府県対抗eスポーツ選手権の開催報告を行いました。特に、こうしたイベントは愛知県におけるeスポーツの振興に不可欠であり、地域の皆様の協力が必要であることが強調されました。

愛知・名古屋eスポーツ研究会の取り組み


この「eスポーツ研究会」は2019年に始まり、継続的に活動を展開しています。eスポーツの正式採用が決まったアジア大会を契機に、愛知県内でのeスポーツ文化の普及と振興に努める方針です。今後も様々な企業や自治体と協力しながら、地域全体でのeスポーツイベントを推進していくことが期待されています。

愛知eスポーツ連合は、この地域におけるeスポーツの統括を目指し、「夢をつくる」「産業をつくる」「社会に応える」という理念のもと、更なる発展を図っていきます。推進のためには企業からの新規会員の募集も行っており、地域内での広がりが今後のeスポーツの未来を支える鍵となるでしょう。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
一般社団法人愛知eスポーツ連合
住所
愛知県名古屋市西区那古野2-14-1なごのキャンパス内
電話番号

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