川崎市制100周年を祝い明治大学の学生が子ども向けの建築体験を提供
川崎市は、2024年に迎える市制100周年を記念して、さまざまな催しを行います。その中でも特に注目を集めているのが、明治大学理工学部建築学科の学生有志で構成されたグループ「MUAC(ミュアック)」による公共建築イベントです。このイベントは、子どもたちが建築に対する興味と関心を深めることを目的としています。
イベントの概要
MUACは、2024年10月から12月にかけて、川崎市内の公共建築を巡るスタンプラリーやワークショップを開催します。この取り組みは、市制100周年記念事業の一環で、川崎市職員との協力のもとで具体化されました。イベントに関わるデザイン作業も学生たちが担当しています。
イベントでは、川崎市内の13か所の公共建築を巡りながらスタンプを集めるスタンプラリーが予定されています。対象は小学生で、期間は2024年10月19日から12月8日の約2ヶ月です。参加することで、オリジナルのトートバックやポーチといった記念品がもらえるため、子どもたちにとって楽しみな要素が満載です。
体験を通じて学ぶ
加えて、以下の2つの特別なワークショップも開催されます。
1.
オリジナル貯金箱づくりワークショップ
小学生に身近に建築を感じてもらうため、建築材料を使って自分だけの貯金箱を制作する体験です。2024年10月20日に等々力緑地で実施されます。
2.
川崎まち探検ワークショップ
学生と一緒に川崎市を探索し、建物のスケールや特徴を感じることでオリジナルマップを作成します。このワークショップは2024年11月30日に川崎市役所周辺で行われます。
MUAC(ミュアック)とは
MUACは、明治大学生田キャンパスに在籍する理工学部建築学科の学生グループで、10名のメンバーが所属しています。グループの名前は「Meiji University Architecture Crew」の略で、昨年11月に結成されました。メンバーは建築に関心の高い学生たちで構成され、思いを込めた活動に取り組んでいます。
今回のイベントに向け、MUACはすでに川崎駅前の地下街「川崎アゼリア」でウインドウディスプレイ展示を行い、地域の人々に発表内容を広めています。さらに、公式Instagramアカウント(@we_are_muac)を通じてイベントの詳細情報も発信中です。
参加費は無料
本イベントはすべて無料で参加でき、多くの子どもたちに建築の楽しさを体験してもらえる機会になるでしょう。詳細は川崎市の公共建築イベントの公式サイトで確認できます。
ぜひこの機会に、川崎市内での建築の魅力を感じてください。