オフィス喫煙所を活用した新しい広告手法
近年、喫煙所という空間を新たな広告メディアとして活用する動きが話題になっています。その先駆けとして、株式会社ニューステクノロジーと株式会社コソドが共同で展開する「THE SMOKING ROOM VISION BREAK」(以下「BREAK」)が注目を集めています。この度、BREAKは、企業やブランドが喫煙所を丸ごとジャックできる新たな広告プランの提供を始めました。
「BREAK」の新プランとは
新プランは、丸の内・有楽町エリアにある喫煙所『THE TOBACCO 2:50.76』を利用した店舗ジャックプランです。このプランでは、壁面や灰皿の広告面、デジタルサイネージの独占放映、什器の設置、音響設備を利用したBGM放送など、喫煙所の空間全体を利用し、ブランド体験を強化することができます。
2021年に立ち上げたBREAKは、今年6月時点で433面にデジタルサイネージを設置し、月間リーチ数は400万人に達しています。映像と音によってインパクトのある訴求が可能で、来訪者に強烈な印象を残すことを目指しています。
広告キャンペーンとノベルティ配布
BREAKでは、2024年8月5日から9月1日の期間中、第一弾企画として「e北斗の拳10」の広告ジャックを行います。この期間中は、プロモーションムービーの放映に加え、8月6日にはオリジナルノベルティとしてうちわの配布も実施予定です。このようなサプライズ施策が、喫煙所を訪れる多くのビジネスパーソンに新たな興味を引きつけるでしょう。
喫煙所の新しい形「THE TOBACCO」
コソド社が運営する『THE TOBACCO 2:50.76』は、非喫煙者と喫煙者が共存できる空間を提供しています。法律の改正に伴い、屋内喫煙スペースが制限される中で、ここは喫煙者がリラックスできる魅力的なスポットです。ミニマルでモダンなデザインにより、クリーンで快適な喫煙体験を実現しています。
さらに、名所となっている丸の内・有楽町エリアに位置し、多くのビジネスパーソンが利用するこの喫煙所は、刺激的なブランド体験を提供する場として最適です。
まとめ
BREAKによる新たな広告プランは、ブランドの世界観を効果的に伝える手段として、今後さらなる注目を集めることでしょう。デジタルサイネージと連携した魅力的なコンテンツが、喫煙所空間を活用してどのようにブランドの認知度を高めるのか、今後の展開が期待されます。さまざまな業種の企業にとって、喫煙所という穴場のマーケティング領域がどのように活用されていくのか、要注目です。