第29回手塚治虫文化賞マンガ大賞 ノミネート作品発表
最近、株式会社朝日新聞社が開催する第29回手塚治虫文化賞のマンガ大賞の最終候補作品が発表されました。このマンガ大賞は、2024年に刊行されたマンガの中から選ばれるもので、今回ノミネートされたのは以下の7作品です。
- - 『Battle Scar』 蔵本千夜(KADOKAWA)
- - 『1秒24コマのぼくの人生』 りんたろう(河出書房新社)
- - 『【推しの子】』 赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社)
- - 『海が走るエンドロール』 たらちねジョン(秋田書店)
- - 『地図にない場所』 安藤ゆき(小学館)
- - 『胚培養士ミズイロ』 おかざき真里(小学館)
- - 『ブスなんて言わないで』 とあるアラ子(講談社)
これらの作品は、名の知れた社外選考委員からの投票の結果、選ばれました。最終的な結果は、4月下旬に朝日新聞の朝刊やデジタル版などで発表される予定です。もちろん、この時には新生賞や短編賞、特別賞も同時に発表されることになります。
選考委員の紹介
今回の選考委員は、以下の7名の著名な漫画家や文化人によって構成されています。
- - 秋本治さん(漫画家)
- - 里中満智子さん(マンガ家)
- - 高橋みなみさん(タレント)
- - 中条省平さん(学習院大学教授)
- - トミヤマユキコさん(ライター、大学准教授)
- - 南信長さん(マンガ解説者)
- - 矢部太郎さん(芸人、漫画家)
お二人の社内選考委員も加わり、マンガの専門家たちが力を合わせて優れた作品を見極める過程が進められています。
投票と応援メッセージの募集
また、今回の大賞の選考に伴い、公開投票も行われています。どの候補作品がマンガ大賞に輝くかを予想して、応募者から抽選で50名に記念ピンバッジ「ヒョウタンツギ」がプレゼントされるという、嬉しい企画もあります。投票は応募サイトで受け付けており、締切は3月31日です。
手塚治虫文化賞とは?
手塚治虫文化賞は、昭和から令和にかけて日本のマンガ文化の発展に貢献した手塚治虫氏の功績を称えるために1997年に創設されました。この賞は、年間を通じて特に素晴らしいマンガ作品に授与されるもので、マンガ文化のさらなる向上を目指しています。大賞のほかにも新生賞や短編賞など多彩な賞が設定されており、地域の文化や人たちに支えられながら続けられてきました。
今年もまた多くの名作が生まれることを期待しつつ、手塚治虫文化賞の行方を見守っていきたいと思います。公式サイトでも更新情報が発信されているので、こちらをチェックするのもお忘れなく!
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