イマーシブシアター『魔法使いの約束』の魅力を探る
東京・鶯谷に位置する「ダンスホール新世紀」で上演中のイマーシブシアター『魔法使いの約束』は、魔法使いと人間が共存する幻想的な世界を舞台にした作品です。2019年にアプリゲームが登場して以来、舞台やアニメ、漫画といった多様なメディアで展開されてきたこの作品が、ついにイマーシブシアターとして蘇りました。今回は、1月16日に行われたゲネプロ公演の様子をお伝えします。
世界観への没入
舞台は西の国にある「サロン・オルビス」。当日は来場者が「舞踏客チケット」と「幻影チケット」で分かれ、異なる体験を待っています。舞踏客として参加する人々は、サロンの住人となり、魔法使いたちとともに物語の一部となります。一方で、幻影チケットの参加者は、影の存在として会場を自由に動き回り、物語の背後から観察することができます。
公演に参加する前には、事前の準備が重要です。公式サイトや公演ガイドを読み、作品の世界観をよく理解しておくと良いでしょう。また、携帯電話の使用や世界観を壊す言動は禁物です。とにかく、サロン・オルビスの住人としての体験を楽しむことが、この公演の特徴でもあります。
サロン・オルビスでの交流
会場に入ると、ダンスホールの支配人「ジュリアン」、バーテンダー「ルヴァン」、ダンサー「ソレイユ」、常連客「ロッソ」との交流が始まります。この段階で物語の粗筋やキャラクターの背景が語られるため、公演が始まる前にこれらのキャラクターに触れることで、より深く物語に入っていくことができます。
会場では異変が起こり、「奇妙な現象」に人々が集まってくる様子も描かれています。この異変が何を引き起こすのか、キャストたちが語る噂話に興味が高まります。舞踏客チケットを持つ人々はその状況を存分に楽しみ、ルヴァンやソレイユ、ロッソと親しい関係を築くのがポイントです。
ダンスホールの異変
時が経つ中、支配人ジュリアンがダンスホールのダンスタイムの開始を告げると、音楽が流れない異常事態が発生。観客の間には緊張が走ります。その時、バーテンダーのルヴァンが再三聞こえてくる奇妙な泣き声について触れます。いよいよ魔法使いの登場が期待される瞬間です。
ダンスホールに姿を現したのは、「賢者の魔法使い」たち。彼らは異変の原因を探ろうとし、物語がさらに展開していきます。この瞬間、参加者は自分が魔法使いの世界にいると実感できるのです。舞踏客チケットを持つ人は、各自の選択で異なる色の腕輪をつけ、特定の魔法使いと行動を共にします。
それぞれの物語の進行
物語は、選ばれたルートによって異なる展開を迎えます。会場を自由に動き回ることができる幻影チケットの参加者は、特に面白いシーンに遭遇することもあります。異変に関わるさまざまな人の思いや対話が、そこで繰り広げられるのです。同時に、ロッソとフィガロの間にも緊張した関係の展開が見られ、彼らの成長や変化もポイントです。
すべてはダンスへ
この公演のクライマックスは異変の解決に向けたダンスの練習が絡みます。それぞれのキャラクターが直面する課題や出会いが感情を豊かにし、最終的にどんな物語に結実するのかが見どころです。舞踏客チケット、幻影チケットの参加者ともに、この物語の結末は自らの目で体験し、感じてほしいと思います。
終わりに
今後の公演も続く中、参加者が感じる熱気や会場の雰囲気はSNSでもハッシュタグ「#まほイマレポ」をチェックすることで掴めます。イマーシブシアター『魔法使いの約束』は1月25日まで上演中で、チケットは早めに購入することをおすすめします。