レトロゲームの名作、ロードス島戦記IIが再登場！2024年8月に配信開始

レトロゲームの名作、再びプレイ可能に

2024年8月13日、株式会社D4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』にて、名作ロールプレイングゲーム『ロードス島戦記II 五色の魔竜（PC-9801版）』が新たにリリースされます。このゲームは1991年に初めて世に出て以来、ファンの心を掴んできた作品です。

物語の舞台と背景

『ロードス島』という名の物語は、全ての冒険の舞台です。この島は「呪われた島」として知られ、かつて「英雄戦争」と呼ばれる戦いが繰り広げられました。暗黒皇帝ベルドがマーモを率いて行った侵略に対し、白き王ファーンが治めるヴァリスは抵抗しました。二人の英雄は壮絶な戦闘を繰り広げながら、運命的な出会いと別れを経験します。

本作は、前作からの直接的な続編として、灰色の魔女や冒険者たちの物語を新たに描写し、五色の魔竜との戦いやライバル・アシュラムとの祭器争奪戦という新たな冒険が満載です。

ゲームシステムの魅力

『ロードス島戦記II』は、前作のゲームシステムを引き継ぎつつ、新たな要素も加わっています。トップビューのフィールドと臨場感あふれる3Dダンジョンがプレイヤーを魅了する中、戦術的なバトルが楽しめるタクティカルコンバットも引き続き搭載されています。特に、クイックコンバット機能が廃止されたことで、よりスピーディーなターボバトルが導入されていますが、経験値が獲得しづらくなるのはプレイヤーにとって注意が必要です。

新たに追加された最大8人のパーティ編成と、エンディングが変化するシステムは、何度でも楽しめるリプレイ性を持たせています。これにより、原作の魅力を存分に味わいながら、新しい展開にわくわくさせられることでしょう。

プロジェクトEGGについて

『プロジェクトEGG』は、1980年代のレトロゲームを未来に残そうとする取り組みのひとつです。D4エンタープライズでは、PC-9801やFM-7など様々なプラットフォームにおいて遊ばれていたゲームを、現在でも楽しめるようにアーカイブし続けています。これにより、ゲームが文化遺産として位置付けられ、未来の世代にもその魅力が伝わることを目指しているのです。